睡眠とダイエットの深い関係とは?

寝ないと痩せるは嘘!?誤解!?睡眠に関わる痩せるという実態とは!?

「寝ないと痩せる」というキーワードで検索している皆さん、この記事はまさにあなたの疑問を解決するためのものです。多くの人が「寝ないと痩せる」と考えがちですが、それは大きな間違いです。この記事を読むことで、以下のことが明らかになります。

 

眠れないハム子
眠れないハム子
そういえば睡眠を取らないと痩せると聞いたことがあるんですが、実際にどうなんですか?
基本的に言うと痩せませんよ。
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生
眠れないハム子
眠れないハム子
でも中には昨日寝なかったら痩せたという話を聞いたんですけど
分かりました!何故それでも痩せないといったのかを具体的に話していきましょう!
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生

 

  1. 寝ないと痩せると思ってしまう理由

  2. 寝ないと痩せるのは嘘の真実!

  3. 結果!睡眠の質を上げる事がダイエットの要

 

 

本記事の執筆者である私は、睡眠健康指導士上級を取得し、睡眠外来で25年以上の経験を持つ睡眠コンサルタントです。これらの資格と経験を活かして、科学的根拠に基づいた情報を提供します。

 

 

この記事を最後まで読むことで、睡眠の重要性とその影響について理解が深まり、健康的なダイエットのための正しい知識を得ることができます。睡眠と体重管理の真実を知り、より健康的な生活を送りましょう。

 

 

※この記事は私の体験談と睡眠外来勤務時代の勉強会の時の内容を基に発信しています。

体験談というのは私がボクサーで減量中で色々な方法を試していまして、特に睡眠の仕事に関して研究していた内容だったので寧ろ得意分野ですww

 

寝ないと痩せると言われているのは何故?

眠れないハム子
眠れないハム子
じゃあなぜ寝ないと痩せるという事が嘘なのかを具体的に教えて欲しいです
特に女性に聞かれる事が多いので、寝ないと痩せたと思ってしまう理由から話していきましょうか!
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生
ここではざっと書きますので、詳しく知りたい方は睡眠不足が太る理由の所から見てくださいね
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生

短期間の体重減少が起こる理由

 

水分が減少するので一時的に体重が減る(ボクサー時代の試合前に寝れずによく体重が勝手に減ってました)

簡単に言うと寝不足が続いていくと交感神経が活性化してしまって発汗量が増えたり、抗利尿ホルモンの分泌を抑えて尿の排出量が増加してしまう傾向があるんですね。

 

で、その結果一時的に体内の水分量が減ってしまって体重だけは減っているんですよ。

 

 

しかしあくまでも水分が抜けただけで脂肪自体は減っていないので、長期的に見てしまうと水分を補給してしまうと元の体重に戻ってしまいますね。

 

 

要は寝不足は水分が抜けて体重は減るけども、それは一時的だと覚えておいてくださいね。

食欲が減ることがある

寝不足が続いてしまうと交感神経が優位になってしまって食欲が抑えられていくんですね。

 

特に極端な睡眠不足の状態である徹夜状態みたいな時は、脳の働きが低下してしまって食欲を感じにくくなることもあるんですよね。(仕事の監査前の資料整理で私含めたスタッフ一同が徹夜した時は日をまたいだ辺りから何も食べてなかったけど、全然大丈夫でしたね、、、煙草の本数は増えてましたが)

 

 

で、ストレスが極端に高まってしまうと胃腸の働きが低下してしまって、食欲不振になる事はあります。

 

 

ただこれは食べる量が一時的に減っているというだけであって一時的に数字だけ見たら体重は落ちてはいますが、ホルモンバランスも乱れているので後で暴食してリバウンドする可能性は高いでしょうね(徹夜した後の仕事が終わった後ガンガン食べましたからね)

要は一時的に食欲が落ちて体重は減るけど、その後のリバウンドに注意って感じです。

エネルギー消費がやや増える

睡眠不足時の交感神経が活性化によって心拍数も上がってしまうんですよね。

 

 

で、それによって一時的に基礎代謝は増えて消費カロリーは増えるんですけど、あくまでも一時的なので長期的に考えると逆効果で、最終的には代謝が低下して痩せにくい体質になってしまいますよ。

 

 

要は短期間では代謝は少しだけ上がるからカロリー消費は増えるけど、長期的に代謝は低下してるから脂肪が燃えにくいって事です!

「寝ないと痩せる」は長期的に見ると嘘!

私もボクサーの減量中は減量が原因で寝れなかったりして体重は減りましたが、計量が終わって試合が終わっての後にガッツリ食べる感じを行ってたら原料前の体重に戻ってましたwww

筋肉が減り基礎代謝が低下する(筋トレ系の人は本当に気を付けて!)

寝不足が続いたりしてしまうと成長ホルモンの分泌が低下してしまって筋肉の修復が出来なくなるんですね。

それで筋肉が減ってしまうと基礎代謝が低下して長期的に太りやすくなりますよ!

食欲が暴走してリバウンドする

短期間の食欲低下が終わると食欲ホルモンであるグレシンが増えて、それがきっかけで強烈な空腹感が襲ってきます(その時の食べる量エグイ人多かったですね)

 

 

で、その結果高カロリー高脂質の食べ物を無意識にガンガンと摂取してしまって、それでリバウンドしやすくなってしまうという事です(マクドとかミスドとか食べたくなるんだよなあ)

 

 

要は一時的に痩せても後で食欲が爆発して太る方が結局は多かったという事です!(私が前働いていた病院でもそういう方多かったので、、。)

 

 

 

ホルモンバランスが乱れ脂肪が蓄積しやすくなる(体型気にしてる人は見てー)

睡眠不足が続いてしまう事でストレスホルモンであるコルチゾールが増加してしまって、それが原因で脂肪を溜め込みやすくなりますよ。

 

特に、、お腹周り!!!ここに内臓脂肪が付きやすくなるので気を付けて!(長期的に睡眠不足が続くとそうなる傾向があります)

 

最悪そういう生活を意図的に過ごしていると睡眠の質の低下に繋がる(こういう人多いですね)

結構若い方が多いんですが、夜中に動画やSNSをやっていて気づいたら朝になってしまって、そのまま仕事に行ったり遊びに行ってたりしてしまって、それが習慣化してしまって睡眠リズムが崩壊してしまって、本来寝なきゃというタイミングで寝れなくなってしまったという事に陥ってしまうんですよ。

 

 

睡眠不足によるストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され続けてしまうと自律神経にも悪影響を受けてしまうので、そういった部分から更に睡眠のトラブルを引き起こしてしまうので、睡眠不足が続いて良い事は何もないと覚えておきましょう!

 

 

※睡眠と自律神経に関して詳しく書いている記事があるので、是非そちらを読んで参考にしてくださいね!

自律神経による不眠の治し方!|数字を使った具体的な解説

「自律神経の乱れ不眠に悩んでいる」「自律神経によって不眠が起こる人ってどれくらいいるの?」自律神経と睡眠障害の関係を知りたい不眠症を改善する具体的な方法を知りたいなどのお悩みを解決します。 &nbsp ...

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寝ないと痩せるは嘘(睡眠不足は逆に太る詳しい理由を科学的根拠をもって話します)

眠れないハム子
眠れないハム子
もう、、絶句です、、。長い目で見たら逆効果だったんですね
なので逆に睡眠不足が太りやすい理由をもっと話していきましょうか!
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生
眠れないハム子
眠れないハム子
もう聞きたくない気が、、、www

 

 

睡眠不足が太る理由(もっと詳しく教えます!)

 

食欲をコントロールするホルモンバランスが崩れる

先ほども言いましたが睡眠不足になると食欲に関係するホルモンのバランスが崩れます(なのでその食欲のホルモンの事を詳しく書いていきましょう)

 

 

その食欲に関わるホルモンはグレシンとレプチンがあって、それぞれを説明しますね!

 

グレシンは食欲を増やすホルモンで増加してしまうと空腹感が強くなり、レプチンは満腹感を感じるホルモンで減少してしまうと食べても満足できなくなるという事になってしまうんですよ!

 

 

要は睡眠不足になるとグレシンが増えてレプチンが減るという事が同時に起きて、食欲が沸いて満腹中枢がバグってカロリーオーバーして太りやすいと思ってくださいね!

 

もっとタチが悪いのが満腹中枢がバグると無意識に食べ続けてしまうという事になります、、。(嫌よね、、。)

 

 

代謝が低下し脂肪が燃えにくくなる

本来の睡眠中に分泌される成長ホルモンは脂肪を燃焼させる役割があるんですね!

 

 

なので睡眠不足になってしまうと成長ホルモンの分泌が減ってしまって、脂肪燃焼効率が悪くなってしまうって事になるんです。

 

 

という事は基礎代謝が減って脂肪が付きやすくなるって事ですよ!(筋肉の回復も遅れてしまうので、、要は太る!)

結果痩せにくい身体が出来てしまいます!

ストレスホルモン(コルチゾール)が増加して脂肪がつきやすくなる(お腹周り気になる人!)

先ほども言ったんですが睡眠不足になるとストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増えるんですけど、コルチゾールが増えてしまうと身体はエネルギーを蓄えようとして脂肪を溜め込むようになってくるんですね!

 

 

その溜め込み方の特徴として、内臓脂肪の増加によって特にお腹周りに脂肪が付きやすくなるって感じです!

 

 

で、ストレスが溜まってくると食欲も上がるので、特に高カロリーや高脂質もものを食べたくなり甘いものや脂っこいものが多いですね

インスリンの働きが悪くなって脂肪が蓄積しやすくなる(ここが今回の記事の一番のポイント!)

睡眠不足が続くと血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きが悪くなってくるんですよ。

 

 

それで血糖値が高くなりやすくなってしまって、余分なエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなるんです。

 

 

そしてそれはどういう事かというと、特に糖質を摂ってしまう事で脂肪として溜まりやすくなるという事になりますね。(甘いものや炭水化物に要注意)

 

 

睡眠不足が続いて痩せにくくなって太りやすくなったという方は、こちらを疑った方がいいかもしれませんよ!

 

 

寝ないで痩せる事は長期的にはほぼ無理なので睡眠の質を上げて痩せましょう!

眠れないハム子
眠れないハム子
本当になんかちゃんと睡眠を取らないといけないんだなって実感しましたよ、、。
逆に痩せたかったら睡眠の質を上げた方がちゃんと痩せますよ!
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生

 

※これについては詳しく書いている記事があるので、寧ろこっちを見て頂いた方が早いです!

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最後に

 

 

まとめとして、睡眠不足が体重管理に及ぼす影響と、その対策について要点を箇条書きで整理します。以下のポイントを押さえて、健康的な体重管理を目指しましょう。

 

 

  1. 睡眠不足は体重増加の原因
  2. 食欲ホルモンが乱れる
  3. 睡眠不足で代謝が低下する
  4. 寝不足でダイエット効果が減少
  5. 質の良い睡眠が必要
  6. 結果毎日6~8時間の睡眠を取る

 

 

以上のポイントを参考に、適切な睡眠を確保することで、健康的な体重管理を実現しましょう。睡眠の質を向上させることが、ダイエット成功の鍵です。

 

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