「アモバンってどんな薬?」「睡眠の質を改善したいけど、自分に向いているかどうかを知りたい」そんなお悩みをお持ちの方に最適な情報をお届けします。




■本記事の内容
1,アモバンの基本情報
2,アモバンに向いている人
3、アモバンに向いてない人
■本記事の信頼性
本記事の執筆者は、睡眠健康指導士上級の資格を持ち、25年以上にわたる睡眠外来での経験を持つプロフェッショナルです。さらに、睡眠コンサルタントとしても活動しており、これまでに多くの方々の睡眠改善に貢献してきました。
この記事を読むことで、アモバンの効果や向き不向きの正しい知識を身につけ、安心して睡眠の質を向上させることができます。読了後には、自分に合った睡眠薬の選び方や、安心して使用するためのポイントがしっかりと理解できるでしょう。
5分で読めるので、アモバンについて正しい知識を得たい方は、ぜひ最後までお読みください。
※この記事は私が以前働いていた睡眠外来のある病院での勉強会で、薬剤師の先生を交えて行われてた時に学んだ知識と資料を基に書いていきますね!
アモバンの基本情報


アモバンの主な効果
入眠を促進する(寝つきを良くする)
脳内のGABA受容体に作用して神経の興奮を抑える事によって、リラックス状態が生まれて自然に眠りにつきやすくなるという効果がありますね!
結構効果が表れるまでが早くて、服用後の15分~30分で効果が表れてスムーズに寝つきが良くなりますよ!(寝つきが悪い入眠障害の改善に特に効果的という事です)
要はアモバンは寝つきの悪さを改善して短時間で眠れるようにするものと覚えておいてくださいね!
睡眠の維持(途中で目覚めにくくする)
睡眠の持続時間を延ばして途中で目が覚めるのを防ぐ効果がありますが、作用時間が短めで(4~6時間くらい)なので長時間の睡眠維持には向いていないですね。
その理由は何ですが、短時間作用型になるので長時間眠る目的というよりは、寝つきを改善する目的で使われる方が良いでしょうね。(しかし夜中の覚醒を減らせたという報告を患者様から多く伺ってますね)
要はアモバンはある程度の睡眠維持効果もあるけども、持続時間は短めという事で覚えておいてくださいね!
翌朝の眠気が少ない
これの特徴として良い意味で使われる効果の内容としては、薬の血中濃度が半分になる時間が約4~6時間と短いので、朝起きた時の薬の影響が残りにくい利点がありますね(まあ短時間作用型なので、、。)
例に出していうとベンゾジアゼピン系の睡眠薬で使われているハルシオンやレンドルミンよりも、翌朝の倦怠感が少ないので扱いはしやすいですよ。
もっと具体的に言うと翌朝の眠気やふらつきが少なくてスッキリ目覚める事が出来るので、高齢者や日中活動する人にも使われやすいです!
要はアモバンは翌朝の眠気が残りにくくて、スッキリ目覚められるという感じで覚えてくださいね!
依存性が少ない
依存性についてはベンゾジアゼピン系の睡眠薬に比べると、依存性や耐性が低いという特徴もあります(効きにくくなるリスク)
でも長期間の使用は依存のリスクがゼロじゃないので、基本的には医師の指示のもと使用するのが望ましいですね
なのでベンゾジアゼピン系の睡眠薬よりも長期間の使用でも安全性が比較的に高いけど、自己判断での長期使用は避けるべきだと覚えておいてくださいね!
アモバンに向いている人


アモバンが向いている人の種類
寝つきが悪い(入眠障害)がある人
患者さんの事例で説明するとベッドに入っても中々寝付けない人や、毎晩30分以上眠れずに悩んでいる人に向いています!(服用後15分~30分で効果を表します)
ただ寝つきに対しては良いが夜中に目が覚める中途覚醒や、朝早く目覚めるといった早朝覚醒の様な症状には効果が弱いですね(特に早朝覚醒の方です)
翌朝に眠気を残したくない人
アモバンの特徴を思い出してほしいのですが、短時間作用型で約4~6時間と短いので朝まで薬の効果が残りにくい事から、朝仕事や学校があって眠気を残したくない人だったり、日中に運転や機械操作をする人などに向いています!
要はアモバンは翌朝スッキリ目覚めたい人に適していると覚えておいてください!
依存性の少ない睡眠薬を使いたい人
先ほどの効果をおさらいしますが、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬より依存性が低いので、要は過去にベンゾジアゼピン系の睡眠薬を使用して依存が気になった人にも向いていますね!
後は睡眠薬を使いたいけど出来るだけ安全性の高いものを希望する人とかですね(結構そう希望する患者さん多いですよ)
要はアモバンは依存リスクが比較的低くて睡眠薬の依存性を気にしている人に向いていると覚えておいてくださいね!
高齢者や体力が落ちている人(この記事を読んでいるのが高齢者の方は要注意!)
この薬の効果によって翌朝のフラつきや転倒リスクは少ないので、高齢者でも使いやすいは使いやすいんですが、気を付けて欲しいのはいきなり普通の量を飲むとフラつきが出る可能性も無いとは言えないので、最初に服用するときは3.75mg(通常の半分の量)から試した方がいいでしょうね(初めて使う際は医師から提案されるでしょう)
また、高齢者ではなくても体力が落ちている人にも向いています!(体力が落ちて出来るだけ安全な睡眠薬を使いたい人とかですね)
要はアモバンは高齢者でも比較的安全に使えるが、最初の服用には注意と覚えておいてくださいね!
苦味を気にしない人
実は先ほどまで良い特徴を書いてましたが、実際には欠点もあるんですよね、、(約3割か4割の患者さんが言ってましたね)
それはアモバンの服用後に強い苦みを感じる事があるんですね!、この苦みは何!?ってなりますが、それはゾピクロンという成分の特徴で唾液に溶け出して舌の味覚受容体を刺激しているからなんですよ。
で、方法としては水を多めに飲むとかで軽減は出来るけど、それでもやっぱり気になる人には向いてないですね。
なので向いている人としては薬の苦みがあっても気にしない人、後は睡眠効果を優先して多少の味の不快感を許せる人とかになります。
要はアモバンは苦みが気にならない人には向いていると覚えておいてくださいね!
アモバンが向いていない人


アモバンが向いていない人の種類
夜中に何度も目が覚める人(中途覚醒がある人)
これは最初の方で言っていたので分かるとは思いますが、アモバンは短時間作用型になるので途中で目が覚める人には効果が持続しにくいのでお勧めできません(それでも作用している時間帯の覚醒は防ぐので、夜中の覚醒の回数を減らせたと報告は受けてますけどね)
どうしても中途覚醒をどうにかしたいという方は、中長時間作用型の睡眠薬がいいんじゃないでしょうか(例えばベルソムラやロゼレムやエスゾピクロン等がありますね)
要はアモバンは寝つきが悪い人向けで中途覚醒には向いてないって覚えておいてください
朝早く目覚めてしまう人(早朝覚醒がある人)
短時間型作用なので、当然早朝の時間には効果が薄れているか無くなっているので朝早く目覚める人には向いてません。
どうしても早朝の覚醒がひどい場合は作用時間の長いものを使った方がお勧めですね。(ロゼレムとかデエビゴあたりですね)
要はアモバンは早朝覚醒の改善には向いてないと覚えておきましょう!
仕事で夜勤が多い人(体内リズムが不規則な人)
もっと言ってしまうとアモバンは体内時計を整える効果はないので、夜勤などで体内リズムが崩れている人には向いてないですね!
なので夜勤の人で使うとしたらメラトニン受容体作動薬であるロゼレムの方でしょう。
要はアモバンは体内リズムを調整するタイプの睡眠薬ではない!と覚えておいてくださいね!
苦味が苦手な人
口の中がずっと苦いとか朝まで苦みが残っている事が無理って人には向かないでしょうね。
代案として挙げるとして同じ系統の薬で苦みが少ないエスゾピクロンあたりがいいでしょう。
最後に
- アモバンは寝つき効果的な睡眠薬
- 中途覚醒や早朝覚醒には向いてない
- 苦みがある人には向いてない
- 高齢者は最初の服用に注意
アモバンを安全に使用するためには、薬に頼りすぎず、生活習慣を見直すことが重要です。医師と相談しながら、正しい使い方を心がけましょう。