「20代の女性でどれくらい不眠症の方がいるか知りたい」「20代女性の私でも不眠症になるの?その原因と対策が知りたい!」そんなお悩みの方へ是非この記事を読んでいってほしいです!




まず20代の女性で何人不眠症がいるかという答えを教えます!
これを見ると100万人以上はいるので、決して少なくはないんですよね、、、。
本記事では、20代女性の不眠症の原因と対策について詳しく説明します。この記事を読むことで、以下の重要な内容を選択することができます。
- 不眠症の原因が20代女性特有の原因
- 女性特有の睡眠障害についての知識
- 不眠症の原因が20代女性特有の効果的な対策
私は、睡眠健康指導士上級取得者であり、25年以上の睡眠外来勤務経験を持つ睡眠コンサルタントです。信頼性の高い情報に基づいて、あなたの不眠症の悩みを解決します
この記事を読む頃には、夜中に目が覚めることが、朝まで眠れる未来がやってくることでしょう。
不眠症の原因が20代女性に当てはまる特有の理由とは?


不眠症は日本の国民病でもあります!(どれくらい多いかを知ってください)
不眠症は日本では人々が考えている問題で結構それで私が働いていた病院も凄く忙しかったです(業務だったり知識拡大の為の勉強会だったり)
実際に私独自の調べで上の画像に出していますが、日本の厚生労働省のデータでは成人の約20%が不眠の症状を記録しているという事なんですが、これは5人のうちの1人が不眠で悩んでいる方がいると、、、
分かりやすくスケールを大きくすると1億人以上の日本人の人口の中で2000万人が不眠症で悩んでいるという事になるので、当然国民病でもあり社会的な大きな問題でもあるんですよね。(もはや他人ごとではない)
本当に極端に言うと家族や友達の中には一人いるよね?位のレベルで不眠症は増えていってますよ。
ホルモンバランスの問題
結構これも多い理由にはなるんですが(確率は上記画像を参照)、女性特有のホルモンバランスの問題で不眠になる方も少なくありませんね。結構お話を伺っているんですけどホルモンバランスの話が出てきましたね。
・生理前のPMS(月経前症候群)でプロゲステロンの変動によって寝つきが悪くなって不眠症になってしまったという方になりますね。
・生理痛・月経不順で特に症状が重い人は強い痛みや不快感で眠れなくなってしまい、それがまた生理不順の方になってしまうと更に不眠症になる方は多かったですね。
・ピルの服用をした人で一部の人にはホルモン変化による不眠の副作用が出ることもありました。
ストレスを抱えている
20代の女性が不眠症に悩む大きな原因の一つはストレスだったという患者様は多かったですね。(下の画像に日本睡眠学会の調査による20代女性全体でストレスによる不眠になる割合を出してます)
大体原因となるストレスの種類としては仕事(上下関係や業務内容だったり長時間労働)、人間関係(友達・恋人・夫婦や家庭)、将来の不安や心配を持った方が基本話を伺ってみると多かったですね。
そこからストレスが蓄積されて睡眠の質が下がる事になってしまって不眠症になるという感じですね。
で睡眠外来でカウンセリングで伺った話の範囲ですが20代女性が多い症状としては、ストレスが溜まってしまって身体ががリラックスできずに寝つきも悪く夜中に目が覚める事が増えたという感じですね。(結構多いですよ!)
厚生労働省のデータを調べてみたんですが20代の女性の約60%がストレスを感じていると分かったんですね(5人に3人はもう多すぎですよ)
そうした事からうつ病を発症してしまい、その流れで不眠症が悪化してしまった例は少なくありません。
※うつ病と不眠症に関しての記事は以下を参考にしてください。
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20代女性の方で多い不眠に繋がるストレスとは?
やっぱり20代女性に多いのはブラック企業で働く事による長時間労働による過労と職場の人間関係の圧力によるもの、そして男女トラブルですかね。
ブラック企業など過酷な労働環境で働いて長時間残業をしてしまう事によって疲労が溜まってしまうし将来の不安も持ってしまう事によってストレスも溜まるので、脳内のコルチゾールが分泌されやすく脳が覚醒して眠れなくなってしまうという方が多いですね。(上の画像の様に仕事によるストレスが原因で不眠症になる割合としては高いです!)
仕事としてのストレスはまだあって給料が少なくて生活がギリギリという方も中にはいらっしゃいましたよ。(将来の不安を持ちやすい方が多いんですよね)
男女トラブルも結構多いんですよね、浮気されたとか遊ばれたとか色々ありますが特に将来の事を多く考えるのは男性よりも女性の方が多いです。20代前半ならまだしも20代の後半になってしまって結婚前に関係が破局してしまった方とかもいらっしゃいました。(これは子供を産める適齢期という意味で女性は年を重ねた状態で破局すると焦る方は多いです。)そういうトラブルで来られている方も割と多いですね。
後は男女間の金銭トラブルによってもストレスになったという方もいましたね、、。
20代女性の多くが生活リズムが一定ではないため
結構20代の女性の患者さんで話を聞いている中で結構多いのは、生活リズムが一定ではない方が下の厚生労働省の調査データによる画像を見て頂いたら分かると思いますが結構多いですね(まあ遊びたい盛りだから無理はないですし、私も20代の時はよく遊んでましたから)
生活リズムが狂う原因としては一番多い内容として、仕事や学校が休みの前の日に遊んで朝方まで遊んでしまったり、家で動画やゲームをしていたりスマホを見ていたりという時間が多くなって寝る時間が極端に遅くなってしまった事によって体内時計が狂って体温調整機能が低下し、血流が低下してしまう事によって脳にも負担をかける事になって不眠を起こす方も多かったですね。
特に多いのは寝つきが悪くなったり、お酒をよく飲んでる方は夜中に頻尿で起きたりとかも多かったようですよ。
逆に20代の女性の方で規則正しい生活リズムを持つ人は不眠症になった方はあまりいませんでしたね。
特に20代の女性にとって生活リズムの乱れは不眠症の大きな原因となりますので気を付けましょうね!
就寝前のスマホ操作
これは10代の方も多い事ではあるんですが、日本睡眠学会の調査データに基づいて作成した下の画像を見て頂いたら分かると思いますが、20代の女性の方も多いんですね。(こういう方は寝るギリギリまで操作してるか、寝落ちするまで操作してる方が多いですね)
スマホの画面から発せられるブルーライトは眠りを誘うホルモンであるメラトニンの分泌を抑えてしまいます。それが原因で寝つきが悪くなってしまって、更に夜中に目が覚めてしまうという方も多いんですよね!
また目と脳の負担も大きいので、その負担を解消する為に睡眠時がレム睡眠となってしまって脳が休まらず睡眠の質が下がってしまうって事になるんですよ。
スマホやタブレットなどの電子機器の注意点としては寝る2時間前には使用を控えることがいいでしょうね。私もそういうアドバイスをよくしています!また他の対策としてはブルーライトカットのフィルムや眼鏡を使うことも一つの方法ではありますが、やはり使用を控える方が一番ですね。
日常の飲食の問題が不眠の原因になる事も
これは結構20代の女性に限らず不眠症になる方で多いタイプではありますね(話を聞くと上記の画像の様な理由で不眠になったという事に結構ぶち当たる事多いです)
結構仕事や友人の付き合いで飲みの席に行くことが多くて結構お酒を飲まれる方も多かったし、また一人暮らしになって偏った栄養の食事をされている方も多い事が不眠に繋がる原因になるんですね。
まず食事についてですが、栄養面では糖質と脂質が多い食事になってしまう方が多くて血流が悪くなってしまう事で脳に負担がかかりやすい状態になる事から不眠が起こるケースも少なくありません(実際に相談される方の原因に当てはまってますし、更に上の画像の数字を見ると少なくないどころが、めちゃくちゃ多いっす))
逆に糖質と脂質を大幅に抑え過ぎた食事をする事で偏ってしまって起きるケースも中にはありました。(要はバランスよくが大事です)
後一番の問題はアルコールの摂取によって起こるケースですね。この問題の方が結構不眠の原因として大きく繋がるものもあるので是非以下のリンクから読んで参考にしてみてくださいね。
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不眠症の原因が20代女性特有のものに対しての対策と予防法


20代の不眠症への対策
生活環境の見直し
不眠症を改善するためには最初に出来る事として生活環境の見直しかなと思ってます。特に、寝室の環境を整えることが大切になりますね。
・騒音を避けた静かな環境を作る事で、要はテレビや音楽のつけっぱなしとかイヤホンで音楽を聴きながら寝る等は避けた方がいいですね。
・暗い環境を作るためにカーテンにはこだわった方がいいですよ!カーテンをしても光が差し込んでしまうものでなくて、完全に遮断できるカーテンを使用してくださいね!
・室温や湿度を適切に保つ事が何よりも重要な事で(結構ここが一番大事です)詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。
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基本的に今いった事はカウンセリングの時にアドバイスする内容とほぼ一緒の内容になるので是非実施してみてくださいね。(これだけで変わる方も結構います)
昼寝は短時間にする(これも大事です)
学校や仕事が休みの日に結構長時間(1時間以上)昼寝をしてしまったり変な時間帯(夕方)に寝てしまう方も多くて、結構これも夜の睡眠に悪影響を与えてしまって夜に寝付けない方が多いんですね。(相談を受けた中で昼寝が長すぎた方以外に多いですよ)
そこで昼寝自体を否定するわけではなくて、ちゃんと適切な方法で昼寝をすれば夜の入眠は出来るので是非試してほしいです(これもアドバイスする事によって夜の睡眠問題が解決できるケースは多かったです)
・昼寝は20分から30分くらいにしましょう!(上記の画像を見て頂いたら分かると思いますが、国立精神神経医療研究センターの調査データでも高確率で改善する事が出来ます!)
・昼寝をする時間帯も遅くても14時以前に行ってくださいね!
入浴はぬるま湯
入浴に関しても不眠の原因になる事があって特に相談の中で分かった内容として熱いお湯に浸かって、しかも短時間の入浴で済ませているかシャワーのみで済ませている方が多かったですね。(熱いお湯は逆に覚醒効果を持つので気を付けて!)
実は入浴も適切なやり方を行う事によって大きな睡眠効果を得る事が出来るんですよ!で、その方法とはぬるま湯(38~40度)で長めに行うことでリラックス効果が得られて眠りやすくなる方は多かったですね。(下の厚生労働省の調査データでも分かる通り、シャワー浴よりも湯船入力の方が睡眠導入率が高くなります)
もう一つ大事なのは就寝の2時間前には済ませつ事が大事です(自然に体温が下がっていく時間も大事なので)
- 入浴は就寝の1~2時間前に行う
- ぬるま湯でゆっくり浸かる
で、気を付けたいのは風呂上がりの飲み物で大きく変わるのが、冷たい飲み物を止めて温かいもの(カフェインが無いもの)を飲むようにしましょう。
20代の女性が不眠症を放置する事による最悪のケース(ここを一番見て欲しいかも)


ホルモンバランスの崩れによる健康リスク
これは実際に私が関わった患者様で実際に不眠症を放置されてホルモンバランスを壊してしまう事で、以下に書いた女性特有の健康的な問題が発生した方は多かったですね。
・まずこれが20代でなくても10代の女子にも起こりやすいのが、生理不順や無月経と言って不眠が続くと女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンの分泌が狂ってしまって生理が遅れたり最悪止まってしまう方も多いですよ。(不眠の相談で伺う中で生理のトラブルは大体聞きます)
・次に多いのが月経前症候群の悪化で頭痛・むくみ・イライラ・気分の落ち込みが強くなった方も多いですね。
・長期的に考えて起こるものとして多かったものが更年期障害の早期発症なんですよね。
理由としては20代でもホルモンバランスの乱れが続くと、更年期の症状としてのぼせ・ほてり。情緒不安定などが出てきます!
上記の内容は特にホルモンバランスの問題で多く相談された実例を紹介させていただいてます。
美容・外見の深刻な悪化(これが結構女性にとって考え物かも)
実は不眠を放置する事によって美容の問題が大きく発生してしまう方が多いですよ。実際に私が関わった20代の女性の患者さんも不眠症を放置する事で起こった事例を以下に書いておきますね。
・まず伺った一番多かった話としては肌トラブルの悪化で成長ホルモンの分泌が低下して肌のターンオーバーが乱れてシミ・シワ・ニキビ等のトラブルがありました。
・これも多いのが不眠症の放置で血流の低下が進んで目の下のクマやたるみが出て、顔色の悪さが目立ってしまってた方もいらっしゃいましたね。
・これは自覚症状で本人に聞いた話だったんですけど抜け毛や薄毛の問題に悩んでいた方もいましたよ。理由は女性ホルモンの低下で抜け毛が増えます。
・最後は女性にとって一番深刻な問題だとは思いますが食欲をコントロールするホルモンが乱れて紡織や基礎代謝が低下してしまって太りやすくなって痩せにくい体質になってしまって困ってた女性は本当に多かったです。
でこういう状態から精神的ショックを受けて、そのストレスが蓄積してうつ病を発生するケースも少なくはありませんでした。
妊娠・出産への影響
特に将来を考えている(結婚して子供を産んで幸せな家庭を築きたい)女性にとって特に深刻な問題になってしまった例もあります。これは病院の勉強会で産婦人科の先生を交えて行った事なんですけど、不眠症によって妊娠や出産に対しても大きなリスクが多いらしんですよ。(特に下の画像を見る通り妊娠率の低下でも問題になってます)
で、その中でも勉強会の中で一番多かった大きかったものとして以下のものを重要視されてました。
・睡眠不足が排卵機能に影響を与えて妊娠しにくくなる不妊のリスクの可能性が出てきます。またホルモンバランスの乱れで生理不順になって排卵日を把握しにくいとの事でした。
・これも結構議題で重要視された内容だったんですけど、妊娠高血圧や早産リスク(実際に実例があったようで)が上がります。
・出産後のホルモンの変化や睡眠不足が重なってしまって精神的に不安定になって産後うつになってしまった方も少なくはなかったと報告を受けてます。
今回の説明は産婦人科の先生を招いた職場での勉強会の中の説明の内容で書かせていただきました。
最後に
今回の記事では、20代女性の不眠症の原因と対策について詳しく解説しました。不眠症に悩む方が適切な対策を講じることで、睡眠の質を向上させる手助けになれば幸いです。以下に要点をまとめます。
- 不眠症は日本の国民病
- 不眠症の一般的な症状と原因
- 20代女性特有の不眠症の原因
- 20代の不眠症への対策
- 不眠症を放置するリスク
これらの要点を参考に、自分の生活習慣を見直し、より良い睡眠を目指してください。質の高い睡眠は、健康と日常生活の充実に繋がります。