「いびき 喉痛い」で検索してこの記事にたどり着いた方々は、きっといびきが原因で喉が痛くなる理由や対策についてお悩みのことでしょう。
この記事では、いびきによる喉の痛みの原因と、その対策について具体的な数字を出しながら詳しく解説します。




本記事の内容
- いびきによる喉の痛みの理由
- いびきによる喉痛い時の対策
- いびきと喉の痛みに対しての統計データ
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、睡眠健康指導士上級を取得しており、25年以上の睡眠外来での勤務経験を持っています。また、睡眠コンサルタントの資格も取得しています。これらの経験と知識をもとに、信頼性の高い情報を提供いたします。
この記事を読むことで、いびきによる喉の痛みの原因を理解し、自分でできる対策を実践することで、快適な睡眠を取り戻すことができるでしょう。さらに、いびきの根本的な原因についても知識を深めることで、長期的な健康改善につなげることができます。
3分で読めるので、いびきによる喉の痛みを解消したい方は、ぜひ最後までお読みください。
※この記事は睡眠外来勤務時の時の勉強会にて、いびきの専門医による講義で学んだ内容と資料を基に解説しています。
いびきによる喉痛い理由とは?


空気の乱流による粘膜への“微細外傷
いびきというのは狭くなった上気道である鼻から喉の間を空気が通る際の振動音として発生するんですね。
で、この振動と空気の乱流が喉の粘膜で特に軟口蓋や口蓋垂や咽頭後壁に直接的な摩擦を与えてしまいます。
これによって実際に受診された患者様の例なんですが、以下の3つにまとめておきます!
・毎晩繰り返される振動によって喉の粘膜が繊細な擦り傷の様な状態になりやすいです。
・物凄く細かな炎症が積み重なってしまって、朝起きた時にヒリヒリした感じや違和感を感じたりしますね。
・強いいびきをかいてしまう場合は、整体の近くまで影響してしまって喉全体が腫れぼったくなった方もいまして、睡眠外来に来られた方がいましたが耳鼻咽喉科の方で先に治療を勧められた患者さんも何人か見ましたよ。(炎症を先に抑えないとね、、。)
アメリカ耳鼻咽喉科学会の報告
気流の速度が速くなると気道内の圧力変化が大きくなり、これが粘膜に与えるストレスとなると報告されています。
要はいびき中の空気の流れは通常時よりも数倍速くなるため、喉の粘膜にとって大きな負担となるって事です。
口呼吸による生理的潤いの消失
基本的な原因なんですが、いびきをかいている時の多くは睡眠中に口呼吸になっていて、その口呼吸は空気が加湿や加温されないで、そのまま喉に通過してしまうので乾燥が激しくなってしまうんですね。
そうなるとどうなってしまうのかを以下にまとめておきます。
・口腔内や咽頭粘膜の保護機能である唾液や粘液の分泌が低下してしまいます。
・口呼吸による水分の蒸発が原因で喉の粘膜が脱水してしまって、あらゆる防御力が弱まってしまうんですね。
・そしてその状態でいびきの摩擦が加わってしまう事で、炎症を誘発しやすくなるって事になります。
特に加湿器が無い部屋や冬の乾燥した寝室で喉の痛みが起こったと訴えた患者様は多かったですね。
日本や海外の公的機関の報告内容
東京大学医学部附属病院の研究では、慢性的ないびきと口呼吸が喉の炎症の要因として多くの原因となると報告されており、アメリカ耳鼻咽喉科学会(AAO-HNS)の報告では、睡眠中の口呼吸は咽頭炎や扁桃腺炎などのリスクを高める報告をされているので、そのままの放置は更なる炎症の箇所の拡大に繋がるものと覚えて頂けたらと思います。
睡眠中の気道圧の急変(低酸素→再呼吸)
いびきを伴う睡眠について少し専門的な解説をすると、しばしば気道が閉塞してからの一時的な無呼吸が起こって再び呼吸するといったサイクルが含まれるんですね。
具体的に言うと気道が一時閉塞するという事は無呼吸状態になって、低酸素状態になるので、そこから強い吸気を伴う最古級で気道が一気に開くって感じで(分かりにくかったらすいません!)、こういった流れで急激な気道の圧の変化と強制的な吸気の衝撃が喉の奥に負担をかけてしまうんですね。
どういった感じの影響を受けるのかを以下にまとめておきます。
・粘膜が内側から引っ張られる様なストレスを感じてしまう
・その結果として起きた時に喉の奥が圧迫されたような痛みを感じたり、筋肉痛の様な違和感を感じてしまったと言われている患者様も結構いらっしゃいましたね。
日本や海外の公的機関の報告内容
日本耳鼻咽喉科学会では気道が狭くなることで空気抵抗が増して、その影響で喉の粘膜が炎症を起こすリスクがあると報告され、アメリカ睡眠医学会(AASM)によると無呼吸が起こるごとに胸腔内圧が急激に低下して喉の組織に負担がかかると報告のデータがありますね。
なので喉の痛みを頻繁に感じたり、違和感を感じた時点で耳鼻咽喉科は勿論ですが、いびき外来での相談と検査は受けてみた方がいいとアドバイスしておきます。
酸素不足による防御機能の低下
いびきを伴う無呼吸状態になると酸素供給が断続的に低下する事になるので、それによって粘膜の血流が悪くなってしまうんですね!
具体的に言うと粘膜に必要な酸素や栄養が届きにくくなって、それが原因で修復力が下がってしまって軽微な傷でも痛みやすくなるっていった感じです
じゃあ喉自体にどういう影響が起こるのかを以下にまとめておきます。
・粘膜の慢性的な疲労状態になってしまうので常に炎症が起きやすい状態になります!
・口腔内に細菌が繁殖しやすくなってしまって、喉の違和感や痛みが慢性化するという可能性もあるので注意が必要になります。
日本の公的機関の報告内容として
日本睡眠学会のガイドラインでは、無呼吸によって生じる口腔乾燥が喉や気道の粘膜に影響を与えると明記されていて、東京医科歯科大学の研究によると、睡眠中の口呼吸患者は唾液の量が著しく低下し、歯周病・咽頭炎のリスクが増すと報告されています。
なのでいびきを放置する事によって、喉だけではなくて酸素供給力の低下で粘膜自体の防御機能が落ちるので、そこから咽頭炎や歯周病にも繋がるので気を付ける必要がありますよ。
生活習慣や身体の状態が更に原因を強める
公的機関からの報告内容
日本睡眠学会の資料のデータでは、いびきをかく人のうち58%が口呼吸や肥満や飲酒によって起床時の喉の不快感があると経験されてまして、アメリカ耳鼻咽喉科学会の報告では肥満がある人は肥満ではない人の2倍の確率で喉に炎症が起こりやすいと報告があります。
いびきで喉痛い人の為の対策法とは?


口呼吸を防いで喉の乾燥を防ぐ対策
口閉じテープの使用
簡単に説明すると寝る前に唇に専用の口閉じテープを張るだけで、効果として口が開くのを防止してくれるアイテムですね。(軽度のいびきの方に有効です!)
これは鼻呼吸を促してあげる事によって、喉に直接空気が当たるのを防いで喉の乾燥を抑える事が出来るんですよ。(鼻詰まりの時は先に鼻の治療をしましょう!)
お勧めとしては市販のいびき防止のテープだったり、鼻呼吸の促進テープなどがお手軽で推奨できますね。
加湿器の使用/寝室の湿度管理
改善する為に必要な寝室の湿度なんですが、50~60%を意識して保つ事で喉や鼻の粘膜を乾燥から守る事が出来ます。(お客様から相談されるときに特にエアコンを使う部屋では加湿器は絶対にいるとお勧めしています!)
※エアコンに関して詳しく書いている記事があるので、気になる方は是非こちらを読んでくださいね!
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お勧めの加湿器のタイプとしては超音波式加湿器や寝室用のミスと加湿器が良いでしょうね!
鼻づまり改善で自然な鼻呼吸を促す
時期のものでは花粉症の時期は鼻トラブルによって口呼吸になりやすいし、元々鼻炎や副鼻腔炎で悩んでいる人も結構口呼吸の方が多いですね!
その為の対処法としては習慣化できるものとしては鼻うがいの方法と、点鼻薬(鼻スプレー)は薬局にもあるし、症状が強い場合は抗アレルギー薬で大体改善する事が出来ますよ!
病院に行くのは、、って方で手軽に入手できるもので薬局で購入できるものとしては、ナファゾリンやフルチカゾンの様な点鼻薬だったり、生理食塩水の鼻うがいキットあたりがお勧めですね!
いびきそのものを軽減する対策
寝姿勢の見直し(横向き寝)
これはどういう事かというとまず仰向け寝はしたが喉に落ち込みやすいので、それが原因でいびきが出やすくなってくるんですね。
それで横向き寝に寝る事によって気道が広がって、いびきを防いでからの喉の刺激の減少を目的としています!
どんなものがあるのかって事なんですが、横向き用の抱き枕だったり、サイドスリーパー用の枕とかになりますね!
喉を保護・回復させるケア
就寝前のはちみつ
これはどういう事かというとハチミツには抗菌や保湿作用があって粘膜をコーティングしてくれるんですね。
方法はすっごく簡単で、就寝前にスプーン一杯のはちみつを軽くお湯に溶かして飲む感じです!
ああ!でも気を付けて!1歳未満には飲ませないでね!(ボツリヌス菌のリスクあるから!)
最後に
この記事では、いびきによる喉の痛みの原因と対策について詳しく解説しました。以下に要点をまとめます。
- いびきは喉の乾燥や炎症を引き起こす
- 口呼吸や睡眠姿勢が原因となることが多い
- 対策として寝室の加湿や寝姿勢の改善が有効
- 喉の健康を保つための生活習慣改善が必要
いびきによる喉の痛みを軽減し、快適な睡眠を取り戻すために、これらの対策を実践してみてください。