「いびきがうるさくて家族に迷惑をかけている」「自分のいびきが原因で睡眠の質が低下している」 こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。治療と病院選びに関する情報を提供し、あなたの悩みを解決するための具体的な方法を紹介します。




この記事を読んで得られる内容
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いびきの治療の病院選ぶ基準
- いびきの治療の病院の探し方
この記事の信頼性
この記事は、睡眠健康指導士上級資格を持ち、25年以上の睡眠外来勤務経験を持つ睡眠コンサルタントが執筆しています。そのため、信頼性の高い情報を提供します。
いびきに関する正しい知識を身につけ、適切な治療を受けることで、質の高い睡眠を抜き、日常生活の質を向上させることができます。今すぐこの記事を読み進めて、いびきから解放される未来を手に入れましょう。
いびきの治療の病院選ぶ基準(いびき治療を行う診療科の選び方)


睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われる場合
いびきで病院にかかる場合で症状として睡眠中に呼吸が止まったり、日中の眠気があったり、疲れが取れないといった場合は睡眠時無呼吸症候群の疑いがありますので、その場合は耳鼻咽喉科や睡眠外来や呼吸器内科の受診になりますね。(睡眠時無呼吸症候群の私が働いていた睡眠外来の受診は凄く多かったですね。)
睡眠時無呼吸症候群の主な検査は睡眠ポリグラフ検査や簡易睡眠検査やCTスキャンが行われていますね。
治療法としては持続陽圧呼吸療法といってCPAPと呼ばれる方法とマウスピース治療を行ってますが、重度の場合は手術を行う事もあります。
なので睡眠時無呼吸症候群の可能性がある場合は睡眠外来(こっちが良いかも)または耳鼻咽喉科が対応しやすいですね。
※CPAPについて詳しく知りたい方はこちらの記事に価格も含めて詳しく書いているので是非読んで参考にしてくださいね!
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鼻づまりやアレルギー性鼻炎が原因のいびき
鼻づまりやアレルギー性鼻炎の場合では症状として慢性的な鼻づまりや口呼吸だったり花粉症や鼻つまり感の自覚症状があるのであれば、耳鼻咽喉科やアレルギー科になりますね(結構睡眠外来と違う原因でのいびきで来られる患者さんも多かったです)
主な検査では鼻腔内検査だったりアレルギー検査やCTスキャンを行われてますね。
治療法としては抗アレルギー薬、鼻スプレー(点鼻薬)、根本的な部分が原因だったら鼻の手術(鼻中隔矯正とか下鼻甲介切除術)ですね。(私も学生の時に鼻つまりが酷くて鼻中隔矯正の手術を行ったら術前と比べていびきが減りましたね)
要は鼻つまりやアレルギーが現在ある方で、そのタイミングでいびきが出ているのであれば耳鼻咽喉科やアレルギー科をお勧めします!
肥満や生活習慣が関係するいびき(結構これ多いですね)
症状として体重増加だったり首回りの脂肪が多かったり、アルコール摂取の後にいびきが悪化してしまうといった方は内科や肥満外来をお勧めします。(私が働いていた睡眠外来でも生活習慣のアドバイスをしてました。)
主な検査はBMI検査と血液検査(主にホルモンバランスや糖尿病のリスクを調べます)が行われてますね。
治療法としてアドバイスさせて頂いている内容としては、ダイエット指導(まずはここですね)、運動療法、食事療法や睡眠習慣の改善(特にこの部分はアドバイスしてますね)
要は肥満が関係しているなって思ったら内科や肥満外来で生活習慣の改善指導を受けた方が良いですね(生活習慣病に関してはその方が良いです)
➡ 「肥満が関係しているなら、内科や肥満外来で生活習慣の改善指導を受ける!」
顎の構造や歯並びが原因のいびき
これは主に顎が小さかったり、歯並びが悪かったり、下顎が後退しているという方に向いた内容なんですが、もしこの場合だったら歯科、口腔外科とかになりますね。
そこで行われる主な検査内容としては顎のX線(レントゲン)、そして歯列検査とかになりますね。
治療法としてはマウスピースの治療だったり、顎の矯正や重度の場合は外科的な手術を行ってます(私が関わった相談者の方で歯や顎の構造で問題ある方が治療を行った事で改善した方は多かったですね。)
要は顎の形や歯並びが原因という場合は歯科や口腔外科を受診してくださいね!
あなたのいびき、睡眠時無呼吸症候群(SAS)かも?
結論: いびきをかく人の中には、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を患っている可能性があります。
理由と根拠: SAS は、睡眠中に呼吸が一時的に停止状態で、いびきがその一つの症状になります。 いびきが大きく、不規則な呼吸が見られる場合、SAS の可能性が高いです。
実例: 日本睡眠学会の調査による、いびきをかく人の約4割がSASを患っているとのことです。SASの治療により、日中の眠気改善され、生活の質が向上したケースが多くの報告が行われています。
いびきの病院選びのポイントを冷静に、適切な診察と治療を受けることで、いびきによる健康への影響を軽減し、快適な睡眠をとりましょう。
いびきの治療の病院選ぶ基準(いびき治療の病院選びのポイント)


睡眠検査(ポリソムノグラフィー)が受けられるか
本格的な診断を受ける場合は睡眠ポリグラフ検査(略してPSG)が行われている病院が理想ですね!
で、特に睡眠時無呼吸症候群がある場合は睡眠外来がある病院が望ましいですよ(私が働いていた病院はありましたよ)
理由としては睡眠検査をしっかり受けれる病院を受ける事で正確な診断がしやすいというのもあるんですね。
いびきの専門外来があるか
病院を選ぶ中で大事なのは特化している所があるかどうかなんですね。
いびき外来や睡眠外来みたいに専門外来がある病院は結構な確率でいびき治療にも特化してますよ(睡眠外来だけでもいびきにも特化してるところもありますのでよく調べてくださいね(まあ私が働いていた病院でしたが))
総合病院とかにある耳鼻咽喉科よりも、総合病院であってもいびき専門と睡眠外来があるところの方が詳しい診察を受けれる確率は高いです。(そう考えると私が働いていた所って結構揃ってたんですよね)
大事な事としてはいびき専門外来を探して、より専門的な診療を受ける事ですね(一番は睡眠外来とかいびき外来がしっかりしてる所を探す感じですね)
いびき治療の選択肢が豊富か
いびきの治療で病院で行うとして何が大事なのかというと、治療する内容に対して選択肢が豊富にあるかどうかですね。
例えば薬物療法や生活習慣指導やマウスピース治療みたいに、他にも様々な幅広い方法を提供しているか事前に確認する事も必要です!
で、なんでこういう事を言うのかって事なんですが複数の治療法を提案できる病院の方が、自分に合った治療を受けやすいんですね(これは本当にそうなんです!)
検査や治療の費用を確認(受診する前に確認した方がいいですね)
今から話す事は検査内容だったり治療法で私が以前働いていた金額を話していきますね。(数年前なので若干値段変わってるかもなので、あくまでも目安として覚えといてください)
睡眠時無呼吸症候群の検査でポリソムノグラフィーは保険適用をして大体約10000~20000円くらいですね(負担割合の関係もあって差があります)
CPAP療法の値段は保険適用で月およそ4000~5000円って感じです。
マウスピース治療で歯科で行う場合は保険適用ではなく自費診療の可能性が非常に高く、値段の目安としては約30000~100000円次第ですね(歯科次第でもあるし、一番はマウスピースによるって感じです)
手術に関しては保険適用外の場合もあるので、これは診察時とかに詳しく聞いた方がいいかもしれません!
なので自費でやると本当に金額かかっちゃうので、治療費の負担とお財布の安全面を考えると保険適用が出来る病院を選んでみてはいかがでしょう。(無理やり自費の治療を勧める病院も増えたので、、。これまじで、、、。)
いびきの治療の病院選ぶ基準(いびき治療の病院の探し方)


ネットで「いびき外来」「睡眠外来」「耳鼻咽喉科」を検索(その先が問題です!)
基本的に探し方なんですけど、いびき治療+地域名で検索すると大体ヒットするんですね。
で、ここで評判のいい病院を探したいと思うんですが、ここで注意点があります!
例えばGoogleで探している方ならGoogleの口コミを見ると思うんですが、その口コミは本当に患者さんが書いているものなのか?って言わんばかりに凄い数の所があったりするんですよね(従業員や従業員の家族に無理やり書かせている病院も今多い時代なんです)
なので口コミの内容と違って良くない病院を選ばない為のコツとしては、病院の内容をしっかりと把握したうえで良い点と悪い点を書いている口コミが多い病院の方が信頼度は高いです(やっちまってる所は星4か5ばっかりなので、、)
かかりつけの内科や耳鼻科で相談(私は断然こっちを勧めます)
普段通っている病院も病院同士のネットワークがあるので、それ相応の仕組みや設備は分かってはいるんですよね。(裏事情も把握している事もあります)
なので普段通っている病院の先生に相談して、その専門の病院を紹介してもらうのも方法としては十分アリです!
でそうする事によって紹介状とかも書いてもらえるので、紹介先の専門医に位置から説明しなくてもスムーズに話が通りやすいですね!
正直医師よりも病院同士のネットワークがある医師の方が安心感は段違いです!
最後に
いびきに悩む適切な治療と病院を見つけるためのポイントをまとめました。 いびきが健康に及ぼす影響を冷静に、適切な治療を受けることが大切です。
- 病院選びのポイント
- いびき治療が必要な人
- 病院の探し方
いびきの問題を放置せず、専門の医師に相談することで、健康的な生活を取り戻すことができます。この記事が、いびきに悩む皆さんの参考になれば幸いです。