大声で寝言を叫んでしまうことに悩んでいる方へ、この記事ではその原因と対策を詳しく解説します。この記事を読むことで、次の3つの重要な情報を得ることができます。




本記事の内容
- 寝言で叫ぶ大人の原因
- 寝言で叫ぶ大人の症状の分類
- 寝言で叫ぶ大人の対策
本記事の信頼性を担保するため、執筆者は睡眠健康指導士上級を取得し、25年以上の睡眠外来勤務経験があり、睡眠コンサルタントの資格も保有しています。
この記事を読み終える頃には、大声で寝言を叫ぶことへの理解が深まり、具体的な対策を知ることができるでしょう。そして、夜間の安心感と快適な睡眠を取り戻すことが期待できます。ぜひ、最後までお読みください。
寝言で叫ぶのは大人でも起こる原因とは? ※症状も書いてます



レム睡眠行動障害(RBD)
症状 夢を見ながら大きな声を出す・叫ぶ
レム睡眠という部分を説明していくと今回の話で合わせると夢を見る睡眠(要は脳が起きている)で、筋肉がリラックスして弛緩しているので基本的に身体を動かさないんですが、レム睡眠行動障害の場合は夢に反応して声を出したり身体を動かしてしまってしまったりという感じですね。(自覚症状や高く症状を伺った範囲ですが)
それで夢の内容と連動して叫ぶことが多くて、基本的にその時は本人にとって嫌な夢だったり悪夢を見ている事が主で、恐怖を感じる夢に伴って叫び声が出てしまうって感じですよ(その時に逃げろー!とか助けて!とか!ただ単に悲鳴が上がるとか)
更に酷かったら激しく動いたり、手足を振り回す事もありますね!
主な原因
大体多かった方の事例で話していくんですが、50歳以上の方、ストレスや不安の蓄積による精神的なものも多く、そしてパーキンソン病などの神経疾患の前兆として現れる事もありますね。
ここで説明できるのは夢の内容と連動して叫ぶ場合はレム睡眠行動障害を疑ってます。(睡眠外来の勤務時も担当医から診断された方多かったので)
悪夢障害
症状 強い恐怖を感じる夢を見て叫ぶ
主に症状としては悪夢を見てしまう事で寝言で叫んだり突然うなされたりする事が多いですね。特に過去のトラウマや強いストレスが夢に現れている事があります。
そこで叫び声だけでなく「助けて!」って言う感じで明確な言葉を発する事がありますね。
原因
原因として一番多いのは過去のトラウマやPTSD(心的外傷後ストレス障害)の方が多く、それに次いでは極度のストレスや不安を持つ方も多いですね。
他の原因としてはうつ病や睡眠薬などの薬の副作用で起こったり、中にはアルコールやカフェインの摂取でも起こる方はいますね(勉強会の中で事例として発表して頂きました)
夜驚症(睡眠時驚愕症)
症状 突然大声で叫び、覚えていない
このタイプでの一番の特徴は睡眠中に突然叫ぶけど本人が覚えていないケースが多いですね。
夜驚症は基本的にノンレム睡眠の様な深い眠りで発生するので目を開けていても実は意識がない事が多いんですね。
この場合周囲が声をかけても反応が鈍い事が多いです。
発症年齢としては実際に子供が多いんですけど、実は大人でもストレスや睡眠不足が原因で発症する事があるんですよ。
主な原因
主に極度の疲労だったり睡眠不足そして強いストレスやアルコール摂取だったりですかね。
中には家族の中に夜驚症の人がいると発症しやすい遺伝的な原因からくることもあるんですよ。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
症状 息苦しさから突然叫ぶ
これも結構患者さんからの相談の中で結構多い方で、睡眠時無呼吸症候群の人で睡眠中に呼吸が止まる事で脳が酸素不足になって覚醒する事があるんですが、その覚醒する瞬間に「うわっ!」って叫び声をあげる方も中にいますね!
でその中でいびきを欠いている人に多いです。
主な原因
睡眠時無呼吸症候群の方の原因は主に身体的なものは肥満や扁桃腺肥大や鼻づまり、日常の生活ではアルコールの摂取(筋肉が緩んで気道が狭くなる)、中には遺伝的要因もありますね。
特徴としては「いびきがあって息苦しさを感じる場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性」を疑った方がいいですね
ストレス・不安・疲労
症状 精神的なストレスが原因で叫ぶ
これも相談で結構伺う事が多いんですけど、ストレスが溜まってしまうと睡眠の質が低下してしまって寝言が増える方多いですね。
多いタイプとしては仕事や家族の悩み等の人間関係のストレスが強かったりすると無意識に声を出してしまう方もいるようです。(要は夢の中でもストレスを感じて叫んでしまう事があるんですよね)
主な原因
結構多い原因としては仕事や家庭でのストレスが多く、不安障害だったりうつ病の方も多かったりしますね。
後は純粋に睡眠不足の方だったり、アルコールやカフェインの摂取をしている方にも起こるみたいです。(勉強会時に聞きましたね)
要はストレスが蓄積すると睡眠の質が低下してしまって寝言で叫びやすくなるって思っていただければと思います。
アルコール・薬の影響
アルコールや薬が睡眠に影響
アルコールを摂取してしまうと結構一時的な深い眠りが増えるけど、実際にはその後の睡眠が浅くなってしまって寝言を言いやすくなるって感じですね。
そして抗うつ剤や睡眠薬の副作用によって夢を見やすくなって寝言を言うケースも結構多いですね!
主な原因
アルコールの摂取の仕方(摂取量だったり、摂取する時間帯)だったり、抗うつ薬や抗不安薬の副作用で起こる事が多いですね。
また薬の原因で覚醒作用のある薬で、アドレナリン系の薬で起こる事もありますね。
これによって睡眠が浅くなって寝言が増える事があると報告を受けました。(ただ叫ぶというよりは寝言で収まる範囲が多いですね。ただストレスを抱えている方はその限りではありませんよ)
寝言で叫ぶのは大人でも起こる原因に対しての対策
大人が寝言で叫ぶ原因は様々な要因に基づいています。これらの要因を理解することで、適切な対策を講じることができます。


レム睡眠行動障害(RBD)への対策
生活習慣の見直し(ここは睡眠トラブルを解決する為に凄く大事です!)
結構患者さんにアドバイスする内容で多かった方法をこの記事にも共有していきますね!
まずは毎日同じ時間に寝て、特に起きる時間を同じように合わせるようにすると体内時計の調節もできるので入門もしやすくなって睡眠の質が上がりますね。基本的に睡眠の質が悪くて寝言や叫び声が出る事もありますので、、。
※体内時計については睡眠について重要な事を書いている記事がありますので是非こちらを読んでくださいね!
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寝る直前の目からの刺激を減らすのも大事でスマホやテレビやゲームを避けるようにしましょう!(寝る前に行うと睡眠の質を大きく下げてしまいますよ!)
普段の日常でストレスを管理する為にリラックス出来る時間を作るのも大事ですよ!
例えば夜寝る前にストレッチを行ったり、お風呂もシャワーではなくて温めのお湯で長めに浸かり、寝る前のスマホやテレビの代わりに読書にするといった感じだけでも結構改善しますよ。(もっと言うと血液循環の改善の為にストレッチも行うともっとOKですね)
そして特に夜のカフェイン(夕方以降は避けてくださいね!)、そしてアルコールに関しても睡眠の質を大幅に下げますので睡眠のトラブルの症状が出ている間はやめておいた方がいいでしょう!
※特にアルコールと不眠の関係について詳しく書いている記事があるので、是非こちらを読んで参考にして下さい。
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薬物療法(医師に相談)
症状が頻繁に出る場合は医師に相談するのが一番です。(これに関しては症状が一回出た時点でも受診した方がいいのかなって思いますね)
パーキンソンの影響からくる可能性もあるので、パーキンソン病の治療薬(クロナゼパムやメラトニン)が有効になってた事も少なからずあります。(パーキンソン病がらみなら特に効果ありますね)
悪夢障害への対策
ストレスを減らす
これについてはストレスと睡眠トラブルとの関係について詳しく書いている記事があるので、是非こちらを読んで参考にしてくださいね。
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夜驚症(睡眠時驚愕症)への対策
睡眠の質を向上させる
睡眠時間が短い方の方が発症する事が多いので睡眠時間を十分に確保(6~8時間)する事が重要です!(これ結構聞かれるからアドバイス時にも言いますね)
※人間に必要な睡眠時間について詳しく書いている記事についてはこちらに書いているので是非こちらを読んでくださいね!
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ストレス的な事もあるのでリラックスする時間は凄く大事ですね。(悪夢障害のストレスのリンクの記事を読んでくださいね!)
カフェインやアルコールも勿論避けてくださいね(特に夕方以降は!)※レム睡眠行動障害の対策にアルコールに関するリンクあるので、そちらを読んでください!
疲労をためない
運動している人とかに多いんですけど夜に激しい運動して睡眠の質を落としてしまう事が多いので、寝る前に激しい運動を避けて行う場合は朝にするようにしましょう。(夜行う運動はストレッチやヨガあたりがいいでしょうね)
ストレスを溜めすぎている方には息抜きをする習慣を付ける事も大事ですね。(さぼる勇気も大事ですよ)
学生に多いんですが過度の夜更かしだったり勉強のし過ぎによるものも中にはありますので、体内時計が狂わない範囲で規則正しい時間で行うようにしましょう。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)への対策
生活習慣を改善
この原因が肥満の場合は体重管理も必要になりますね。筋肉のゆるみによって気道を狭める事になるのでアルコールを避ける事も必要です!
そして寝る体制で横向きの方が睡眠時無呼吸症候群やいびきで悩んでいる方に対して効果があります。結構良かったと患者様から報告がありますね。
病院での検査を受ける
これは私が相談受ける時に大体いうんですけど、基本的に悩みが発覚した時点で医師と相談する事を強くお勧めしますね。(自力でどうにもできない事も多いので)
あまりにも酷かった場合にはCPAPという持続陽圧呼吸療法だったりマウスピースの使用を検討してくれたりと対策してくれるので、いびきで酷い場合も是非相談しておくのが一番いいでしょう!(今までの患者さんの経験上)
ストレス・不安への対策
日中にストレスを発散する
これは悪夢障害の対策のストレスと不眠のリンクの記事に詳しく書いてますので、そちらを読んでください!
薬の影響を減らす
夜中に叫ぶという症状を認知した時点で薬の影響も受けているかもしれません。私の患者さんとの関りでの経験談なんですが精神的な疾患で不眠症を併発している場合は薬の影響を強く受けている場合が多かったし、他の治療薬を飲んで睡眠薬や精神薬を服用している場合でも起こっていた方もいましたので、その場合は医師との相談が必須になりますね。
特に薬の影響の問題については独断で決めずに相談の上調整してもらった方がいいですよ!
部屋の温度や湿度を調整
これについても凄く睡眠との関係で重要な事を書いていますので、是非こちらの方を読んでくださいね。
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寝言で叫ぶ大人の原因や夜驚症について、今回の記事で以下の重要なポイントをまとめました。
- 寝言で叫ぶ大人の原因
- 寝言で叫ぶ大人の症状の分類
- 寝言で叫ぶ大人の対策
これらのポイントを理解し、適切な対処法を実践することで、快適な睡眠を取り戻す手助けとなります。寝言や夜驚症に悩んでいる方は、専門医の診断を受け、必要な治療を開始することをお勧めします。