「子どものおねしょの原因や対策がわからず困っています」「おねしょを治すための効果的な方法を知りたい」このようなお悩みをお持ちの方へ、この記事は必見です。子どものおねしょ(夜尿症)は、多くの家庭で見られる問題ですが、その原因や対策について正しく理解することで、親としての対応が大きく変わります。




■本記事の内容
- お漏らしの原因で子供に起きる理由とは?
- お漏らしの原因で子供に対して出来る改善法
■本記事の信頼性
本記事の執筆者は、睡眠健康指導士上級を取得し、25年以上の睡眠外来勤務経験を持つ睡眠コンサルタントです。おねしょに関する専門知識と豊富な実践経験をもとに、確かな情報を提供します。
この記事を読み終える頃には、お子さんのおねしょに対する不安や疑問が解消され、適切な対策を自信を持って実践できるようになります。おねしょに悩む親子の未来をより明るくするために、ぜひ最後までお読みください。
※これも前回の記事と同様に以前働いていた病院での勉強会で、小児科の先生を交えた子供のおねしょについて学んだ事を共有する感じになります。
お漏らしの原因で子供で多く発生しやすい原因


体の成長と発達の遅れ
膀胱の成長が未熟(蓄尿量が少ない)
成長過程でのおねしょで多い原因の一つとしては膀胱が十分に発達していなくて夜間の尿を膀胱に溜めきれないって感じですね。
そして膀胱が発達してなくて膀胱の容量が小さいと、少しの尿だけで膀胱がいっぱいになるので夜間におねしょをする可能性が大きくなるって感じです。
要するに発達が出来てなくて膀胱が小さいと尿を溜めれずに夜中に漏れやすいって覚えてください!
抗利尿ホルモン(ADH)の分泌が少ない
子供のおねしょの問題で身体の問題についてはホルモンバランスがありますね。
そのホルモンとは抗利尿ホルモンでADHといって本来は夜間の尿量を減らす役割をするんですが、これが成長が未熟な子供の場合はADHの分泌が少なくて夜間に大量の尿が作られるので、結果としておねしょしやすいって事です。
要するに抗利尿ホルモンの分泌が少ないと夜の尿量が多くなってしまっておねしょしやすいって思ってください!
生活習慣や環境の影響
水分の摂り方が適切でない
これも日常生活の原因として多い例なんですけど寝る前に大量に水分を摂取してしまって、それによって夜間の尿量が増えておねしょを起こしてしまうって感じですね。
このタイプのおねしょをする子の共通点ですが、日中に十分な水分を取らないで膀胱が成長しにくくなって起こってしまうケースが多いですよ。
なので日中の水分と夕方以降や寝る前の水分のコントロールの問題だと思ってください。
排尿習慣の乱れ
これは習慣的な事として多い例なんですが、日中にトイレを我慢するクセがついてしまった子も中に入るんですね。
そうすると膀胱のコントロールが上手く出来なくなってしまって、更に寝る前にトイレに行く習慣がないって状態になってしまうと夜間に尿がたまりやすくなるのでおねしょをしてしまうって感じですよ!
なので日中のトイレの習慣を整える事が出来るかどうか、そして寝る前にトイレに行く習慣をつけれるかどうかが分け目になるって事です。
睡眠の深さ(目が覚めにくい)
これは子供の睡眠が深い場合に起こりやすく、深い眠り(ノンレム睡眠)が強すぎる場合膀胱から尿意のサインに気づかない事が多く(ノンレム睡眠時は脳が休んでいるので)、それが原因でおねしょしやすくなるって感じですね。
で、子供が遊びすぎたり運動しすぎたりで疲れすぎていたりすると、更に深く眠りやすくておねしょが増える事があるという事です。
要は子供さんの眠りが深そうだなって思った時は注意深く見る事も大事ですね。
ストレスや心理的な影響(ここは私も対応してます)
ストレスや環境の変化
これは私の方が睡眠コンサルの相談でよく聞いている内容ですね。(それ以外は私の専門外なので)
良く多いのは学校や家庭や友達の関係でストレスがあったり、ストレスが悪化したりするとおねしょが増える事があるって感じですね。(これが多いです)
そしてもう一つは引っ越しや家族の変化(離婚や兄弟の誕生)で影響を出す例もありますよ。
要はストレスがあると膀胱のコントロールが乱れて、おねしょが増える可能性が高くなるって事です!
夜尿への不安やプレッシャー
これも相談される中で結構多いんですよね。(これは気持ちは分かりますが、悪化するだけだし精神的な問題も抱えるのでやめて欲しいです)
どういう事かというと「おねしょしちゃダメ」ってお母さんは言ったことないですか?これはね子供にとって凄くプレッシャーになるんですね。人間って絶対に失敗しちゃいけないってプレッシャーに弱くて、ましてや子供さんはそのプレッシャーに耐えれなくて逆に失敗しやすくなって頻度が増えてしまいますよ。
これは睡眠トラブルの相談でもあるんですけど、子供を起こる事でその場の対処をしようとしますが結構精神的に大きなストレスを抱えるので、仮におねしょが改善出来ても他の精神的な問題を発生する可能性があるので、このタイプのおねしょの原因は子供ではなく親の方にあります。
起こられると当然ストレスが溜まるから余計おねしょが続いたり頻発したって報告を頂いた例がありますが、私は基本的なアドバイスとして「おねしょした子供を抱きしめてあげてください」「そしてよく出たねーって感じで笑顔で対応してください」って言ってます。
おねしょされるたびに親は当然ストレスは溜まりますが、叱られる子供はもっとストレスが溜まるという事を覚えておいてくださいね!
便秘や腸の影響(あまりひどかったら病院に行きましょう)
便秘が何で?って思う方もいると思うんですが、実は便秘や腸の影響でおねしょが出る事は全然あります。(勉強会で聞いた時は私も驚きましたが)
そしておねしょに関して相談を受けた際に私は便秘とかはしてませんか?って聞くんですね。そして最近便秘があるって言われたら病院の受診をお勧めしてますね。
何故かというと便秘でたまった便が暴行を圧迫して、夜間の尿をコントロールしにくくなっておねしょしてしまうって感じです。
特に慢性的に便秘が起こっている子供さんの場合はおねしょの頻度が高くなる事が多いと報告を受けてます。
なので病院に行ってもらうのかというと便秘を改善したらおねしょが減る事もあるので、先に治療してもらってる感じですよ(それでも改善しなかったら改めてお話を伺うって流れになりますね。)
病気が原因の夜尿
これについては夜尿症そのものではなくて、病気が主な原因でおねしょをしているケースです。(以下に心当たりがあったら小児科や泌尿器科で受診してください)
・今までおねしょしなかったのに急におねしょが増えた
・日中も尿漏れや頻尿がある
・以上に喉が渇いたり、体重が減ってしまっている(これは糖尿病の可能性です)
・排尿時に痛みや違和感があったら尿路感染症を疑ってください。
・夜間の尿の量が異常なくらい多い時は腎臓自体の病気の可能性も疑わなくてはいけないですね。
お漏らしの原因で子供に対して出来る改善法とは?


生活習慣の改善(基本の対策)
水分摂取のコントロール
まず大事なのは時間帯のコントロールで夕方以降に摂りすぎるよりも、日中にしっかり水分摂る事で膀胱を鍛えることが出来ますよ。
特に寝る前の2時間は極力減らすくらいでちょうどいいですね。
飲み物自体も気を付けなければいけない事もあって、炭酸飲料やカフェインは利尿作用があるので夕方以降は飲まない方がいいですね。(お茶やコーラとかサイダーとか)
私は夜中記事書きながら三ツ矢サイダー飲んでますが!www(これだから夜中おきるんだよな)
トイレ習慣を改善
まず一番意識する事として「寝る前に膀胱を空にする」という事で寝る前に必ずトイレに行く事が大事ですね。
そして日中も不規則にならずに定期的にトイレへ行く習慣に行く事も大事ですよ(3~4時間おきくらいです)
膀胱の発達を促す為にトイレを我慢しない習慣を付ける事はしっかり意識しましょう!(規則正しいトイレ習慣を作る事で、夜尿を減らせるんですよ)
便秘を改善する
先ほどのいった原因で便秘があると腸が膀胱を圧迫してしまって夜尿が増えるので、食事の対策としては食物繊維の野菜や果物とかヨーグルトを積極的に摂取する事も大事ですね。
後は腸の動きを良くするために適度な運動をする事も必要ですよ。
便秘を解消する事で膀胱の圧迫が減る事で夜尿が改善しやすくなるって事で、もし便秘がある際は先に便秘の症状を改善しましょう。
睡眠環境の調整
睡眠環境を整える事も睡眠の質を上げて冷えを防ぐことで夜尿を減らせるので、一番大事な事として寝る時間を一定にすることが大事ですね!
そしてトイレへの行きやすさもあるので、夜中に行きやすい様に寝室に小さなライトを置くとかの対策をするのもありですよ。
更に身体が冷えない様に部屋を暖かくするなどの対策も必要です。(まあ睡眠の質を上げるために空調の設定は凄く大事です。)
※寝るときのエアコンで分からない事がありましたら、是非詳しく書いている記事がありますので読んで参考にしてくださいね。
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こちらについては専門的な分野になる事から夜尿症で小児科で出来る対策という記事に詳しく書いていますので、是非こちらを読んで対策の参考にしてくださいね。
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最後に
まとめとして、今回の記事の要点を以下にまとめます。
- 原因には夜間多尿や膀胱の発達遅れなどがある
- 治療や改善方法として生活習慣の見直しが重要
- 優しい気持ちを尊重し、叱らないことが大切
- 規則正しい生活習慣と心理のサポートが効果的
お子様のおねしょに悩む親御さんにとって、この記事が参考になれば幸いです。 子どもの成長を見守りつつ、適切な対策を講じることで、問題を解決していきましょう。