「ステロイドを服用してから眠れなくなってしまった」「ステロイドの副作用についてもっと知りたい」というお悩みをお持ちの方へ。この記事は、ステロイドと不眠の関係について詳しく解説し、具体的な対応策を提供します。




この記事の要点はこちらの3つです:
- ステロイドの副作用と不眠のメカニズムについての科学的な理解
- ステロイドの副作用の種類
- ステロイドを服用する際の注意点と効果的なケア方法
本記事の執筆者は、睡眠健康指導士上級取得、睡眠外来勤務25年以上の経験を持ち、睡眠コンサルタントの資格も有しています。この豊富な知識と経験に基づき、信頼性の高い情報をお届けします。
この記事を最後まで読むことで、ステロイドの副作用に対する理解が深まり、不眠への対処法が明確になります。これにより、快適な睡眠を取り戻し、健康的な生活を送ることができるでしょう。
ステロイドとは?(まずここですよね)


ステロイド内服時のお願い(これは本当に観てください)
睡眠の話をする前にステロイドって強力な薬なので注意点が多い薬であると最初に認識したうえで記事を読んで欲しいんですね。なのでそれを踏まえてステロイドの基本を学んでから睡眠のトラブルを知っていただけたらと思ってます。
ここで言っているステロイドは市販薬ではなく中度から重度の症状で扱う病院からの処方薬の事を言っています!
ステロイドを内服する際には特に気を付ける事があって以下の部分には十分な注意が必要ですよ!
医師の指示を厳守する:ステロイドは強力な薬であり自己判断で使用量を変更したり突然使用を中止したりしてはいけません。医師の指示に従って正確に服用してください。(これは私が働いていた病院でも該当していた患者様に程度によりますが厳しく注意してました)
服用スケジュールの遵守:ステロイドの効果を最大限に発揮し副作用を最小限に抑えるためには決められたスケジュールで服用することが大切で、特に朝の服用の方がよいと私が働いている病院ではそう言われてますね。
副作用への注意:ステロイドは強力な薬でもあるけども副作用が伴う事は十分ありますね。内容として患者様からの報告を受けた事例としては体重増加だったり血糖値の上昇や感染症のリスク増加などがありましたよ。そういった事から副作用に気を付けて、何か異常を感じた場合は本当に速やかに医師に相談してください!(放置はダメです!)
定期的な検査:ステロイドを長期間使用する場合は定期的に医師の診察を受け、血圧や血糖値や骨密度などの検査を行ってください!(子の注意点も処方薬の場合が多いので診察の時に医師が検査を打診すると思うので、断らずに指示に従ってくださいね!)
感染症対策:ステロイドは免疫力を低下させることがあるため感染症に対する予防策を講じることが重要です。(結構風邪ひいたりインフルエンザになったりとか多いですね)手洗いやうがいや予防接種などを積極的に行っていきましょうね。
ステロイドの代表的な6つの副作用
ステロイドは多くの病気の治療に効果的ですが、その一方でいくつかの副作用が伴うことがあります。ここでは、ステロイドの代表的な6つの副作用について解説します。


①眠れない(不眠、興奮、抗うつ)
ステロイドの使用によって睡眠障害が引き起こされることがあります。(実際にステロイド服用者の睡眠トラブルの悩みの相談は今でも多く受ける事はありますね)
理由としては当時の担当の医師による勉強会で教えてもらった内容ではステロイドが脳内のホルモンバランスに影響を与えるためですね。
どんなものがあるかというと不眠や興奮や抗うつ症状が現れることがあって夜間の睡眠の質が低下することがあります。(ステロイドの程度でおおきく変わりますね)
なぜ起きるのかというと、ステロイドの影響でコルチゾールというホルモンの分泌が増えると、体内のリズムが乱れて睡眠に支障をきたすことがあるんですね。
実際に別のステロイドを服用している入院病棟の患者さんの参考事例になるんですが、ステロイドの長期使用は不眠症のリスクを増加させることが確認されていますね。(結構別病棟から睡眠病棟の診察はありますね)
もっと患者さんの実例を挙げて言うと、、例えば軽めの症状でアトピー性皮膚炎の治療でステロイドを使用していた患者が夜間に眠れなくなって、日中の疲労感が増したという報告があったんですね。(勝目の症状のステロイドの使用でもあり得ますね)
大体このような場合は医師に相談が一番の方法ですね!
②感染症にかかりやすい
ステロイドは免疫力を低下させるので感染症にかかりやすくなる事で業界的には有名ですが、これには風邪やインフルエンザなどの日常的な感染症だけでなくて重い症状の感染症もあるんですね!
なんでそんな事が起こるのか?って事なんですけどステロイドは免疫系も抑制する作用があるので、そうなってしまうと本来の身体のの防御機能が低下してしまうんですね。
これによって細菌やウイルスに対する抵抗力が弱まって感染症のリスクが高まるって事なんですよ。
実際の関わった患者さんの実例を参考にしていただければですが、 例えばリウマチの治療でステロイドを長期間使用していた患者さんがいらっしゃったんですね。
この方は通常よりも頻繁に風邪をひくようになったという事例が残ってます(結構その間の内科の診察多かったですね)。
③骨粗鬆症(骨が脆くなりやすい)
これも実際に多い事例なんですが長期的にステロイドを使用すると骨密度が低下してしまって骨が脆くなることがあります。これによって骨折のリスクが増加して転倒して骨折したという方多いんですよ。
理由としてなんですがステロイドはカルシウムの吸収を妨げるので骨の健康に影響を与えるんですね。
国際骨粗鬆症財団(IOF)のデータを独自で調べたんですけど、長期のステロイド治療は骨密度の低下を引き起こし骨粗鬆症のリスクを高めることが明らかになってるんですよね。
対策として行われるとしたらカルシウムやビタミンDの補充が必要となりますね。
④糖尿病(血糖値が上がりやすい)
これも結構多いんですけどステロイドの使用によって血糖値が上昇して糖尿病を発症するリスクが高まるし、実際に治療を受けている患者さんが発症した事例は少なくありませんでした。
でも一番の問題は既に糖尿病を持っている人にとって更に悪化した場合の方が大変なんですよね。(現病歴に合わせて相談は出来るので)
何でそうなるのか?ってなるとステロイドは血糖値を上昇させる作用があってインスリンの効果を低下させることがあるんですね。実際の患者さんの事例で説明するんですけど、ステロイドの使用は血糖コントロールに悪影響を与えることが臨床上で確認されていますね。
例えば関節リウマチの治療でステロイドを使用していた患者さんが血糖値の急激な上昇を経験し糖尿病の治療が必要となったケースがあるんですね。
このような場合は、基本的に医師と相談して血糖値の管理を強化することが主な感じになるんですよね。
⑤消化管症状(粘膜が弱くなる)
ステロイドは消化管の粘膜を弱くしてしまって胃潰瘍や胃腸障害を引き起こすこともありますね。これにより腹痛や消化不良などの症状が現れていた患者さんが多かった報告を多く受けていました。
その理由なんですがステロイドは胃の粘膜保護機能を低下させて胃酸の分泌を増加させることがあるんですね。これによって胃壁が損傷しやすくなって胃潰瘍のリスクが高まってしまう感じです。
患者さんの実際の例を挙げてしまうと例えばステロイドを使用していた患者さんが突然胃潰瘍と診断されたって事例があるんですね。
基本的にこのような場合は胃の保護薬を併用することが多かったですね。
⑥不整脈、高血圧(急変に注意!)
これが特に気を付けて頂きたい事になるんですが、ステロイドの使用によって心臓に負担がかかって不整脈や高血圧を引き起こすことがあるんですよね。
これによって心血管系の健康に影響を及ぼす可能性があるんですよ。
詳しい理由なんですけどステロイドは体内の電解質バランスを乱して血圧を上昇させることがあるんですね。これによって不整脈や高血圧のリスクが高まるという話を当時の担当医師に伺いました。
更に教えて頂いたのがステロイドの長期使用は心血管系のリスクを増加させることが病院の中の患者さんの中でも結構確認されています。
このような場合に備えて定期的な血圧のチェックと適切な管理を行ってましたね。
ステロイドによる不眠のメカニズム
ステロイドは多くの病気の治療に有効ですが、その副作用として不眠を引き起こすことがあります。ここでは、ステロイドがどのようにして不眠を引き起こすのか、そのメカニズムについて詳しく解説します。


薬理学的研究と臨床研究に基づく不眠の治療アルゴリズムを説明します
経験上私の中で分かっている範囲で説明するんですけどステロイドによって起こる不眠は、基本的に体内のホルモンバランスの乱れや神経系の変化によって引き起こされますね。
具体的には以下のメカニズムがありますよ!
コルチゾールの分泌増加(ストレスホルモンと覚えておいてください)
ステロイドは体内でコルチゾールというホルモンの分泌を促進してしまいます。
コルチゾールは別名ストレスホルモンとも呼ばれ身体を覚醒状態にする役割があります。夜間にコルチゾールのレベルが高いままだと眠りにくくなる原因となるんですね。
交感神経の刺激
ステロイドは交感神経を刺激して心拍数や血圧を上昇させます。なのでこれによってリラックスすることが難しくなって不眠になってしまう方多いんですよね。
脳内化学物質の変化
ステロイドは脳内のセロトニンやドーパミンといった化学物質のバランスを変化させます。これによって気分の変動や興奮状態が続き睡眠障害が発生することがあります。(鬱を発症する事もありますよ!)
理由や根拠
これも研究データを調べて分かったんですが、ステロイドを使用している患者の約30%が睡眠障害を経験していることが示されています。実際に私がいた病院でもステロイドの使用によって不眠症になった方は少なくはなかったですね。
特に長期使用によって慢性的な不眠症になってしまった方も多かったですよ!
この場合はステロイドの量や時間帯を調整したり、睡眠薬との併用をして行うなどの対策で改善した方もいましたね。
ステロイドによる不眠への睡眠薬を含む対応策
ステロイドによる不眠は多くの患者にとって深刻な問題です。このセクションでは、具体的な対応策について説明します。看護師ができること、睡眠薬や抗不安薬の処方、アロマセラピー、足浴など、さまざまな方法を紹介します。


病院ができること
まずは中程度以上のステロイドを使用しているという事は病院に通院されているか入院しているかの患者さんになると思うので、まずはその病院で何が出来るのか?を説明していきましょう(私が働いていた病院が基準になってしまいますが)
私が働いていた病院(私がいた睡眠外来)は患者の不眠を改善するためにさまざまな支援を行ってましたね。で、どういう事をするのかについて以下にまとめておきますね。
1,患者の生活リズムの調整
病院は患者の生活リズムを見直し規則正しい睡眠習慣を確立する手助けをします。一定の時間に寝起きすることや昼寝を避けることが含まれますね。(特に私は生活習慣的なものを指導する事が多かったですね)
2,環境の整備(ここも重要です)
快適な睡眠環境を整えることも重要なので部屋の温度や湿度を適切に保ち、寝具を清潔に保つ事が大事になりますね。
特に室温や湿度に関しては時期によっては睡眠に凄く大事になるので、是非室温や湿度と睡眠の関係について以下の記事を読んでくださいね!
-
-
睡眠がエアコンで大きく質が変わる!睡眠の質を上げる適した適温とは
「睡眠中のエアコンの使い方がわからない」「エアコンをつけたまま寝ると体に悪いって本当?」「電気代が気になるから節約しながら快眠したい」――こんな悩みを抱えている方へ、本記事がお役に立ちます。 &nbs ...
続きを見る
3,心理的サポート(不眠症の半分が精神的な要素を含んでます)
多くの事としては不安やストレスが不眠の原因となることがありますね。病院が出来る事としては患者さんとコミュニケーションを取って心理的なサポートをすることで患者さんの不安を軽減してリラックスを促してくれるんですよね。(これは病院側がいかに患者さんの警戒心をうまく解けるかかがカギになります。私もこの点においては一番慎重にやらさせて頂いてました)
睡眠薬・抗不安薬の処方
環境や生活的な対策だったり心理的サポートだけでは100%改善とは残念ながらならない方もいます。そういった時はどうしても薬に頼らざるを得ないです。(抵抗ある方も中にはいますが、無理に我慢して不眠を続けても悪化する例が多かったので医師と相談してみてください。)
その場合は必要に応じて睡眠薬や抗不安薬を処方される事が主になりますね。これらの薬の理由としてはステロイドによる不眠を緩和するために役立ちますよ。
根拠を詳しく説明するとステロイドの副作用で不眠が続く場合は睡眠薬や抗不安薬が有効な事が多いですよ。
これらの薬は睡眠を促進し睡眠の質を向上させる効果がありますね。今までの患者様の事例を見ている限りですが睡眠薬の適切な使用は不眠症の症状を改善するのに有効ではありますね。
足浴
これは私のおすすめ的な事を説明するんですが適度の温度の長めの入浴や半身浴だったり、足浴は凄くお勧めしていますね。
結論的に言ってしまうと足浴は足を温めることで血行を良くしてリラックスを促す療法になります。(足つぼマッサージの時も足浴で温まってもらった方が効果は大きいんですよね)
なので就寝前に足浴を行うことで体温が下がりにくくなって入眠がスムーズになります。
もっと理由を詳しく話していくと足浴は副交感神経を刺激する事でリラックス効果を高めます。これによって自然な眠りに導く効果があるんですね。
仕事上の関係で日本看護協会のガイドラインを調べてみたんですが、足浴は睡眠改善の一助として推奨されているのを確認してますね。
実際の患者様の実例を挙げていくと例えば、ステロイドを使用していた不眠症で悩んでる60代の女性が毎晩寝る前に足浴を行うことで入眠がしやすくなって、夜間の睡眠の質が上がったという報告を受けました。私がお勧めしている対策なんですけど結構評判いいんですよね。
生活習慣の根本的改善
ステロイドによる副作用で不眠症になるケースは勿論そうなんですが、不眠症になってしまうケースの中には生活習慣の問題が根本的な原因だったりします。
例えばアルコールを摂取したり、PCやスマホを寝る直前まで操作していたりという原因で眠れなくなっている方は決して少なくありません!。なのでアルコール自体は極力控えるか出来れば禁酒して頂いて、寝る2時間前はPCやスマホを操作しないで読書やストレッチなど気持ちを落ち着ける行動をとる事によって体温を下げずに維持できるので入眠しやすくなります。
後は睡眠のための体温の維持という意味ではお風呂上がりの冷たい飲み物を摂取せずに、お風呂を上がってから入眠する間は身体が温まるノンカフェインのものを摂取する事で眠りやすかったという報告も多く受けています。(ハーブティーやホットミルク等)
後は食事の栄養管理の問題になりますが栄養の偏り(特に糖分や脂質の摂りすぎ)は血流が悪くなり体温を下げ睡眠の質を下げるきっかけになるので、出来ればバランスよい食事を摂るようにしてください。
後食事は睡眠前3時間までに行う事がお勧めですよ!(寝る直前に食べるとレム睡眠になり脳が覚醒してしまっているので睡眠の質が下がります)
最後に
ステロイドによる不眠は、多くの患者にとって大きな悩みです。本記事では、ステロイドの副作用や不眠のメカニズム、具体的な対応策について詳しく解説しました。以下に、この記事の要点をまとめます。
①ステロイドとは?
ステロイドの基礎知識と使用方法
②ステロイドの副作用
代表的な6つの副作用
③不眠のメカニズム
不眠を引き起こす理由
④不眠への対応策
具体的な対応策とその効果
ステロイドの使用に伴う不眠に悩む方は、これらの情報を参考にして、医師や専門家と相談しながら適切な対策を講じてください。