「うつ病や不眠に悩んでいませんか?」「どんな睡眠薬を選べばいいのか、またその副作用について知りたいですか?」 こんなお悩みを解決します。




まず!なぜうつ病と睡眠薬の種類の話を書くのか?って思っている方がいると思うのですが、実はこれも結構大事な話なので、その大事な理由を数字として出してみましょう!
どうですか?うつ病の患者様が不眠症を併発する確率が凄く高いんですよ!
実際に私が以前働いていた睡眠外来の病院に来られた患者様の大半がうつ病を患っていてる方で、同時に睡眠トラブルに悩まれている方が多かったという事もあり、それが今回の記事を各理由となっていたんですね。
本記事の内容
- うつ病と睡眠薬の種類と特徴
- うつ病で用いる治療薬の情報
- 睡眠薬の効果と副作用
本記事の信頼性
この記事を書いている私は睡眠健康指導士上級を取得しており睡眠外来で25年以上の経験があります。また、睡眠コンサルタントの資格も持っており、睡眠に関するあらゆる問題に対応してきました。
記事読了後の未来
この記事を読む事であなたは自分に合った睡眠薬の選び方や、うつ病治療薬の情報や睡眠薬の副作用についての知識を深めることができます。これにより安心して治療に取り組むことができ、質の良い睡眠を手に入れるための一歩を踏み出すことができるでしょう。
このブログ記事ではうつ病と睡眠薬に関する基礎知識をわかりやすく解説し、あなたの悩みを解決するための情報を提供します。最後まで読んで、是非参考にしてくださいね。
うつ病と睡眠薬の種類(睡眠薬の種類と特徴から話します)


ベンゾジアゼピン系睡眠薬
まず最初に説明するのはベンゾジアゼピン系睡眠薬というものがあり、画像を見て頂いたら分かる通り使われている方が4人に一人利用される感じですね。(2022~2023年の間の医療統計」「NDBオープンデータ」「日本睡眠学会ガイドライン」のデータ)
効果については簡単に言うと不安を軽減しリラックスさせる効果があるので短時間で眠りに誘う作用があります。
以下に簡単なベンゾジアゼピン系睡眠薬の特徴を書いていきますね
- 作用時間:短時間作用型から長時間作用型まで様々ですね(症状の度合いによって合わせて処方される事になりますね)
- 効果:結構即効性は高い方で眠りにつける効果があります。
- 副作用:欠点として一番目立つのは依存性や耐性が出やすくて、出来れば長期使用は避けた方がいいです。
- 薬の例:良く一番皆さんが効く事が多いとしたらデパス(エチゾラム)、ロヒプノール(フルニトラゼパム)などがありますね!
その他の睡眠薬
あっ勿論ベンゾジアゼピン系以外にも、色んな種類の睡眠薬が存在ありまして、今から説明する薬はそれぞれ異なる様々な特性を持っていますので以下に書いときますね!大きく分けて3つ分けて説明します!
- 非ベンゾジアゼピン系:ゾルピデムやゾピクロンというタイプの薬で、ベンゾジアゼピン系に比べて依存性が低いタイプですね!
- メラトニン受容体作動薬:ラメルテオン(ロゼレム)という薬は、体内時計を調整し自然な眠りを促す作用があります。特徴としては依存性は私が関わった患者様の中ではほとんど無かったです。
- オレキシン受容体拮抗薬:これは3つの中では新しいタイプの薬でスボレキサント(ベルソムラ)になりますね。覚醒を抑制する作用があって深い睡眠を取りやすいタイプの睡眠薬ですね。
上記の説明した薬なんですが、実際にどれくらい使われているのかの割合を出してみました。(昔はベンゾジアゼピン系が半数以上を占めてましたけど、非ベンゾジアゼピン系が現在は多く使われていますね。)
それぞれの薬には利点と欠点があって使用する際には医師と相談し自分に合った薬を飲むようにしましょう!
うつ病と睡眠薬の種類(うつ病で使われてる薬の紹介)


※うつで夜眠れないという方で原因とかのメカニズムを知りたい方は以下の記事を読んでね!
-
-
うつで夜眠れない睡眠障害の悩みを誰よりも分かりやすく解説!!
ネットで検索で「うつ 夜 眠れない」というキーワードでお悩みの方へ、このブログ記事はまさにあなたのために書かれました。この記事を読むことで、以下のような重要な情報が得られます。 &n ...
続きを見る
抗うつ薬の種類と効果
抗うつ薬は簡単に言うと脳内の化学物質のバランスを調整して、うつ病の症状を改善するために使用されるものと思ってください!、で大きく分けて説明していきます!
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
効果:セロトニンの再取り込みを阻害して気分を安定させる。
副作用:吐き気や頭痛と不眠などがありますが、これは自律神経や脳内から分泌するホルモンの関係と血流の低下の関係があります。
経験からのアドバイスとして:SSRIはうつ病の第一選択薬とされ効果と安全性のバランスが良いとされている事から、結構服用してる患者様は多いですね。!
実際にどれくらい服用されているかという事になりますので、画像を出してみました!(日本うつ病学会・厚生労働省参照)
結構多く使われているのかなってイメージですが、実際に私が働いていた病院でも結構処方されていた印象は強かったですね。
2,セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(SNRI)
最初にうつ病の薬としてセロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(通称SNRI)を全体の割合で、どれくらい使われているのかを出してみました!
大体4人に1人って感じですね!
どれくらい使われているのか分かったところで、詳しく内容を説明していきましょう。
効果:セロトニンとノルエピネフリンの再取り込みを阻害して気分を安定させる効果があります!
副作用:口の渇き、発汗、めまいなどが出る方が多かったですね!
信頼データ:SNRIはSSRIに比べて広範な効果を持ち、一部の患者にとっては有効な選択肢としては良いかと思われます!
三環系抗うつ薬(TCA)
効果:セロトニンとノルエピネフリンの再取り込みを阻害し、気分を安定させる。
副作用:便秘、視力の変化、体重増加などの中枢神経に対して正常さを無くしてしまう事から起こってしまう方は多かったですね・
信頼データ:TCAは古くから使用されている薬で特に重症うつ病に対して有効とされています。
なので、画像を見てもらうと分かる通り実際に使われる数としては多くはなく、私が働いていた時も頻繁に出されているのを見る事は無かったですね。
抗うつ薬のランキング(効果・副作用・依存性)が弱いランキングTOP3
効果が弱い抗うつ薬:1位トラゾドン(主に睡眠改善に使います)、2位ミルタザビン(鎮静作用があって抗うつ作用は強くないけど食欲不振には有効です)、3位フルボキサミン(不安障害の人向けですね)
副作用が弱い抗うつ薬:1位セルとラリン(副作用が軽めで胃腸も少なくて眠気もあまり無いです)、2位ボルチオキセチン(認知機能改善も期待を持たれてる薬です)、3位エスシタロプラム(SSRIの中では一番副作用が少ないからお勧めしやすいですね)
依存性が低い抗うつ薬:1位セルとラリン(長時間使っても大丈夫なやつです)、2位ボルキオキセチン()、3位エスシタロプラム
要はうつ症状が初期段階や弱い時に参考にしていただければ良いなかなって思ってください!
ちなみに私が勤務時代の患者様を通して服用された事例を統合し、更に厚生省を始めとした公的機関の情報を織り交ぜて作った全体的なTOP3がこちら!
抗うつ薬の(効果・副作用・依存性)が強いランキングTOP3
今度は逆に強い抗うつ薬のランキングを書いていくんですが、これは本当に鬱の症状が慢性的かつ強い人向けの内容になります!
効果が強い抗うつ薬:1位ベンラファキシン(完全重度のうつ病の方に使われます)、2位デュロキセチン(疼痛緩和作用があります)、3位ボルチオキセチン(認知機能改善効果があります)
副作用が強い抗うつ薬:1位ミルタザビン(体重増加と強い眠気)、2位アミトリプチリン(口の渇き、便秘や眠気とか低血圧が起こりやすいです)、3位パロキセチン(離脱症状が凄く強く出やすいです)
依存性が高い抗うつ薬:1位トリアゾラム(短時間の作用型で凄く依存性ありますね)、2位アルプラゾラム(不安症状和らげるタイプで長期使用で依存リスク高いです)、3位ロラゼパム(離脱症状と依存性のリスク高いです)
私が思っている多くのうつ病患者様見ている中で感じた、個人的な総合的なTOP3は画像の感じな印象が強いですね。
抗うつ薬と睡眠薬の併用の注意点
うつ病治療において抗うつ薬と睡眠薬を併用することがよくあります。(もう不眠症になってる方のほとんどがうつ病になってる方が多いので基本的にセットで考えた方が良いです)
まず利点としては夜の睡眠の改善で日中の精神状態の安定を目指せる事ですね(睡眠の質が上がると鬱病の症状全体が良くなるケースは凄く多いです)
注意点
依存性:睡眠薬の内容次第になるんですが依存性があるので、出来るだけは長期使用は避けるべきではありますね。
相互作用:抗うつ薬と睡眠薬の併用により副作用が強まることがあります。(これは基本的には仕方がない所ではあるんですけどね)特にベンゾジアゼピン系睡眠薬は慎重に使用する必要があるのかなって感じですね!
このように、抗うつ薬と睡眠薬の併用は、適切に行われれば非常に有効です。しかし、自己判断での服用は避け、必ず医師と相談することが重要です。
うつ病と睡眠薬の種類について気を付けたい注意点やリスク


抗うつ薬+「睡眠薬+抗不安薬」の安易なセット処方のリスク
関わった患者様の中ではうつ病治療の一環として抗うつ薬と睡眠薬や抗不安薬をセットで併用して服用する方もいるんですけど、実はこれにはいくつかのリスクがあるんですね!
依存性のリスク
- ベンゾジアゼピン系薬:睡眠薬や抗不安薬に分類されるベンゾジアゼピン系薬は長期間使用すると依存性が生じるリスクがあります。これによって薬なしでは眠れないか不安を感じる事が増えるリスクが出てきます!
相互作用のリスク
- 薬物相互作用:抗うつ薬、睡眠薬、抗不安薬を同時に使用すると薬物相互作用が起こりやすくなり、副作用が増強されることがあります。例えば眠気やふらつき、注意力の低下などの副作用が強く現れることがあります。(特に服用後の車の運転はマジで危ないのでやめてくださいね!)
- 独断で決めない:薬物の併用は必ず医師の指導の下で行うべきですね。自己判断での服用は避け医師に相談することが重要です。(これ本当に仕事の経験上ですが副作用に悩まれた方いたので本当に相談した方がいいですよ!)
躁とうつを頻繁にくりかえすラピッドサイクラー
ラピッドサイクラーとは、短期間のうちに躁状態とうつ状態を頻繁に繰り返す状態を言います。この状態に対する治療に関しては特に注意が必要になってきます。
特徴とリスク
- 頻繁な気分変動:ラピッドサイクラーは、1年間に4回以上の躁状態とうつ状態を繰り返すことが特徴です。これにより、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。(これね、最初は本人よりも家族やパートナーの方が結構違和感の時点で気づきやすいです!)
- 治療の難しさ:一般的なうつ病治療薬が効きにくい事があって患者様の中でラピッドサイクラーの方いたんですけど、これは本当に解決自体が難しいんですよね、、。(本当にダメなんだろうけど更に強い薬で抑えてる感じの病院もあったんですよね)
治療法
実際の患者様の例を紹介するんですけど、基本的にはラピッドサイクラーの対応とすると気分の安定薬が使用されることが多いと思いますね。(薬はリチウムやバルプル酸などの気分安定薬です)
薬も勿論大事ではあるんですけど、一番は医師との関りを強くして互いの理解と信頼を気づくことで患者さんに合った対策を見つけてくれる例もあります。(私と関わった患者さんも私との会話が多ければ多いほど情報が集まるので対策はしやすいですね)
妊娠中の薬の使用と胎児への影響
まず言っておきたい事として妊娠中の薬の使用は胎児に対する影響を考慮する必要がありますし、これこそ独断でやってしまうと取り返しがつかないので絶対に医師や薬剤師の人に相談する事を最初にやってくださいね!これは本当に大事ですよ!(実際に大事になった例が何度かあったので気を付けてください)
妊娠中の薬のリスク
- 胎児への影響:妊娠初期(特に妊娠1〜3ヶ月)は胎児の器官形成が行われる時期であり、薬の影響を受けやすいです。特定の薬は胎児に奇形や発育障害を引き起こす可能性があります。(つわりとかの不眠が出やすくなるので、この時点で相談をする女性の方は多かったですね)
- 薬の選択:実際に私にも病院の先生にも相談されるんですけど、本当に妊娠中に使用できる薬は限られてるんですよね、、、。これに関しては妊娠の時期や状態を考慮して出来る限りの最適な薬を選択してもらうという事しかできません。
基本的にはメラトニン受容体作動薬をお勧めする事が多いですね。やはり効果というより副作用と依存のリスクが低いのと妊婦の影響のリスクを最初に考える事になりますかね、、。
睡眠薬の致死量について(独断で飲んでしまう人は本当に気を付けてね!)
睡眠薬には多くの種類があって勿論それぞれに対して適切な使用量があります。
しかし、当たり前ですけど過量服用すると深刻な健康被害を引き起こす可能性があるため注意が必要になります。これに関しては命の危険性もあるので睡眠薬の致死量について解説していきます!
ちなみに昔致死量がエグイものがありまして、フェノバルビタールというものがありますので、参考までにこちらの致死量を見てみてください!
まず今はお目にかかれる事は無いと思いますが、当時はバルビツール酸系睡眠薬で自〇目的で使われていたものがあって、特にフェノバルビタールが挙がってきます。
※フェノバルビタールの事については詳しく書いている記事があるので、是非こちらを読んで参考にしてくださいね。
-
-
フェノバルビタールの効果!使われなくなった恐ろしい理由とは?
「フェノバルビタールの効果や副作用について知りたいけれど、情報が多すぎて何を信じればいいのか分からない…」「睡眠薬が何故昔危険と言われていたのかを知りたい」 こんなお悩みをお持ちの方にぴったりの記事で ...
続きを見る
ベンゾジアゼピン系睡眠薬
- 致死量:ベンゾジアゼピン系睡眠薬は通常の治療量を超えると呼吸抑制や意識障害を引き起こすことがあります。しかし、単独での過量摂取で致死量に達することは比較的少ないですが、他の薬物やアルコールとの併用が特に危険なので気を付けてください!。
- 例:フルニトラゼパム(ロヒプノール)の致死量は個人差がありますが、高用量での摂取は生命に危険を及ぼす可能性があります。
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬
- 致死量:非ベンゾジアゼピン系睡眠薬も過量摂取すると深刻な副作用を引き起こしますが、ベンゾジアゼピン系に比べて致死量に達するリスクは低いとされています。
- 例:ゾルピデム(マイスリー)の過量摂取は深い眠りや昏睡状態を引き起こすことがありますが、致死的になることは稀です。
アルコールで睡眠薬や抗うつ剤を飲もうとしてる方へ(要注意)
こちらに関しては以下の記事を参考にしてください!
-
-
不眠症がアルコールによって起こる理由と健康的な睡眠習慣の対策!
「夜、なかなか眠れずに悩んでいませんか?特にお酒を飲んだ日の夜は、眠りが浅くなったり、途中で目が覚めたりすることはありませんか?この記事では、アルコールが不眠症にどのような影響を与えるのか、そしてその ...
続きを見る
まとめ
- 睡眠薬の種類と特徴を理解する
- 抗うつ薬の効果と併用方法を知る
- 睡眠薬の副作用と対処法を確認する
- 抗不安薬と睡眠薬のリスクを理解する
- 妊娠中の薬の使用と影響を学ぶ
- 正しい睡眠薬の使い方を守る
睡眠薬や抗うつ薬の正しい知識を持つことで、うつ病や不眠症の治療に役立てることができます。専門医の指導のもとで、適切な治療を続けることが大切です。