睡眠障害の様々な原因と改善法

夜間頻尿による睡眠障害の全体像と悩みを解決する対策とは!?

「夜間に何度もトイレに起きてしまい、十分な睡眠が取れずに悩んでいませんか?」「夜間頻尿と睡眠障害の関係やその原因、そして効果的な対策について知りたい!」このようなお悩みをお持ちの方に向けて、本記事が解決策を提供します。

眠れないハム子
眠れないハム子
寝ている時に夜中トイレで何回も起きてしまって凄く辛い事があって
確かに辛いですよね、何回も夜中起きてしまうと睡眠の質が下がりますので
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生
眠れないハム子
眠れないハム子
なので今回それが起こる原因と対策を教えて欲しいんですが
分かりました!では今回夜間頻尿による睡眠障害の原因と対策を書いていきますね
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生

 

本記事の内容

  1. 夜間頻尿の基礎情報
  2. 夜間頻尿で睡眠障害になる原因
  3. 夜間頻尿による睡眠障害の対策

 

 

本記事の信頼性

本記事は、睡眠健康指導士上級の資格を持ち、25年以上の睡眠外来勤務経験を持つ筆者が執筆しています。また、睡眠コンサルタントの資格も取得しており、豊富な実績と専門知識に基づいた情報を提供しています。

 

 

このガイドを最後まで読むことで、夜間頻尿と睡眠障害に関する理解が深まり、適切な対策を講じることができるようになります。あなたの睡眠の質を改善し、健やかな毎日を取り戻すために、ぜひこの記事をお読みください。

 

 

 

Contents
  1. 夜間頻尿による睡眠障害の前に夜間頻尿の基礎知識を覚えましょう!
    1. 夜間頻尿の特徴
  2. 夜間頻尿とはどんな原因で起きるのか?
    1. 尿の量が増える ※夜間に作られる尿の量が多すぎることで、トイレに行く回数が増える。(泌尿器科医監修)
    2. 膀胱の容量が減る ※膀胱の機能自体の原因ですね。(泌尿器科監修)
    3. 睡眠の質の低下(泌尿器科医監修)
  3. 夜間頻尿による睡眠障害の対策法(泌尿器科医監修)
    1. 夜間の尿の量を減らす(夜間多尿の対策)
    2. 膀胱の機能を改善する(過活動膀胱・膀胱炎の対策)
    3. 睡眠の質を向上させる(ストレス・不眠症の対策)
    4. 上記で効果が無かったら専門医にすぐに相談しましょう!
  4. 最後に

夜間頻尿による睡眠障害の前に夜間頻尿の基礎知識を覚えましょう!

眠れないハム子
眠れないハム子
早速聞きたいんですが夜間頻尿とは一体どんな症状ですか?
簡単に言ってしまうと夜間に何度もおしっこする為に目が覚める状態で、これで睡眠の質を下げて日中の活動にも影響を与えてしまっているものですね
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生
なんで基礎から教えるのかというと日本人の中で夜間頻尿で悩んでいる方は何と!4500万人いるんですよ!だからしっかりした理解が必要です
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生

夜間頻尿の特徴

夜間頻尿についてもよく私に質問が来る内容ではあるので、是非特徴を教えていきますね。

 

・まずは健康な人の場合は夜中のトイレで起きるという状態が1回以下で済むことが多いんですけど、夜間頻尿の方は夜間の頻尿回数が増えて2回以上起きる事が多いですね。勉強会で泌尿器科の先生を招いて説明を受けたときには夜中に2回以上トイレに行く方は夜間頻尿を疑っていいと言われていましたね。

 

 

・上記のように夜間に何度もトイレで起きてしまうと深い睡眠が取れなくなるんですね、そうする事で睡眠の質が低下してしまって次の日の疲労感だったり集中力の低下が起こったりで悩んでた患者様は多いですよ。

 

 

・それで更に日中で特に眠気が出てしまって仕事や学業に集中できなくなってミスを起こしてしまったと言われた方も凄く多かったです。

 

 

 

要は夜間頻尿が発生してしまうと生活の質を落とすという事になりますので、少しでもそうかなあと思ったら対策が必要ですよ!

 

 

夜間頻尿とはどんな原因で起きるのか?

眠れないハム子
眠れないハム子
夜間頻尿の特徴は分かったんですけど、どんな原因で起こるものなんですか?
これは原因の種類が多いので分けて説明していきますね
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生

 

※詳しく書くと長くなっちゃうので要点だけ書いてます!

尿の量が増える ※夜間に作られる尿の量が多すぎることで、トイレに行く回数が増える。(泌尿器科医監修)

完全に専門外で私が働いていた病院が提携していた泌尿器科の先生の話を基に書いてます

 

 

その原因1 抗利尿ホルモン(バソプレシン)の低下(加齢)

影響としては加齢によって夜間の尿量を抑えるホルモンが減少し尿が多く作られるのですが、結構この問題で泌尿器科に行かれている患者様も多いですね。

 

 

その原因2 水分の摂りすぎ(特に就寝前)

就寝前に大量の水分を摂取してしまう事で尿の排出量が増加するんですが、これも結構多くの患者様が泌尿器科の先生に指摘されたと報告がありましたね。(若い方もいらっしゃいます)

 

結構夜間頻尿で相談はされるんですけど、寝る前の水分の取り方で全然改善できるのでうまく調整してください。

 

特に冷たい飲み物が原因になる方は多かったですね。

 

 

 

原因その3 カフェイン・アルコール摂取(睡眠外来でも言ってますが寝る前は避けてた方が無難です)

摂取してしまう事で利尿作用が働いてしまって腎臓での尿の生成が促進されるんですね。そこで夜中トイレに起きたという方が多いですが、相談を受けている患者さんの中で特に就寝前にアルコールを摂取していた方がダントツでしたね。(寝る前のコーヒーの方もいましたよ!)

 

 

 

原因その4 糖尿病

これも実際に起こる事例としては少なくなく、血糖値が高くなってしまうと尿の量が増える。浸透圧利尿とも言われていますが、原因は生活習慣によるものが多かったですね。

 

 

 

膀胱の容量が減る ※膀胱の機能自体の原因ですね。(泌尿器科監修)

ここも完全に専門外で私が働いていた病院が提携していた泌尿器科の先生の話を基に書いてます

 

 

原因その1 過活動膀胱(OAB)

膀胱が過敏になってしまって尿が少量しか溜まっていなくても尿意を感じるんですね。トイレに行っても思ったより尿が出ない方もいるんじゃないでしょうか。

泌尿器科の先生曰くこのタイプの患者さんも多いみたいですね

 

 

原因その2 膀胱炎(細菌感染)

症状としては膀胱の炎症によって尿意が頻繁に発生するので夜間でなくても全然発生してしまいますね。結構受診に来られる方多いみたいですよ。

 

 

原因その3 前立腺肥大症(男性特有)

結構男性の患者様で泌尿器科にも通院している方なんですけど、意外と少なくないんですよね。症状としては前立腺が肥大して膀胱を圧迫することによって尿が出にくくなって、結果頻尿が起こるって感じです!

 

 

 

原因その4 骨盤底筋の衰え(特に女性)

これは産後の肩だったり閉経された女性の患者さんが多いみたいで、話を伺ってみた際に産後や閉経後に骨盤底筋が弱くなって尿のコントロールがしにくくなるって感じらしいですね。

 

 

 

睡眠の質の低下(泌尿器科医監修)

夜間頻尿は特に膀胱だけでなく、それ以外でも十分に発生するという事を泌尿器科医の先生もおっしゃっておりました。でその中で多い原因を挙げていきますね!

 

原因その1 ストレス・自律神経の乱れ

膀胱の活動を抑える副交感神経よりも交感神経が優位になってしまって夜間に覚醒しやすくなるって感じですが、これも結構睡眠外来で私のカウンセリングを受けた患者様の話を聞くんですけど、ストレスが溜まってる人で夜間に頻尿を起こす方多かったですね。自律神経に関してもストレスで乱れる事が多いので、その関係で頻尿になるケースを多いみたいですね。

 

 

※自律神経について詳しく書いている記事があるので是非こちらを読んでくださいね。

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原因その2 加齢による睡眠の変化

加齢による睡眠の問題については結構多く相談を受ける事も多かったので、詳しく書いている記事があるので是非以下の記事を読んでみてくださいね!

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原因 その3 睡眠時無呼吸症候群(SAS)

無呼吸のたびに目が覚めやすくなってトイレに行きたくなる方も多いみたいですね。(これは行われた勉強会の中で睡眠外来でも泌尿器科でも同じように言われていました)

 

 

 

夜間頻尿による睡眠障害の対策法(泌尿器科医監修)

眠れないハム子
眠れないハム子
結構原因も多くて把握が大変ですね。でも対策法もちゃんとありますよね?
勉強会の中で泌尿器科の先生と睡眠外来の先生が言っていたことを要点に絞って教えていきますね
カワウソ睡眠先生
カワウソ睡眠先生

 

 

夜間の尿の量を減らす(夜間多尿の対策)

夜間の尿量が多い場合抗利尿ホルモンの分泌を促して腎臓での尿生成を抑える事が重要ですが、その為には日常の生活習慣の改善が大事ですよ!

夜間頻尿に特化した睡眠の対策を教えていきますね!

 

 

 

・寝る3時間前から水分摂取を控える事が大事で、方法としては就寝前の量としてはコップ1杯分で少量ずつ分けて飲んだ方がいいですね。

 

 

・塩分を抑える事も大事で、理由としては特に夕食の時に摂取しすぎると水分を多く摂取してしまう原因なんですよ、特にバナナアボカドホウレンソウはカリウムが多いので気を付けましょう!

 

 

・また足のむくみを解消する事も重要で日中の軽い運動(ストレッチや階段上り)を取り入れたり、夕方以降に足を高くして休む事も効果的ですよ!。で、余談になるんですが、勉強会でもお勧めしてる理由としては頻尿だけでなく心不全や腎臓病の予防にもなるので、是非やってみてくださいね!

 

 

・カフェインとアルコールを止める(アルコールに関しては病院では控えるという言い方してますけど、不眠症的にも実際に私は完全に禁酒を勧めてます)、カフェインに関してはコーヒーだけでなくて紅茶やエナジードリンクと緑茶にも利尿作用がある方気を付けてくださいね。

 

※特にアルコールは脱水作用が働いて排尿を凄く促しますよ。なのでやめときましょ!

 

 

 

 

膀胱の機能を改善する(過活動膀胱・膀胱炎の対策)

膀胱が過敏になっていると尿が少し溜まっただけでも尿意を感じやすくなって、夜間にそれが起こる事で夜間頻尿による不眠の原因になるのでここも大事な部分ですよ!

 

 

膀胱を鍛える対策として泌尿器科の先生が教えてくれた方法を共有します

 

・尿意を感じたらトイレに行かずに10分未満待つことで暴行を鍛える事が出来るので、最終的に尿を溜める能力を向上させる効果が上がるとの事です。

 

 

・膀胱を刺激する食べ物や飲み物を症状が出ている間は避ける方が良いとも言われてましたね。その該当する食べ物や飲み物は「コーヒー・炭酸飲料・辛い食べ物・酸味の強い柑橘類」なので避けるようにしましょう!

 

 

・これは女性の方に有効と言われていたんですけど、ケーゲル体操(動画で検索したらあるらしいです)とスクワットやヨガも効果的みたいですね。

 

 

 

・冷えがある人が結構夜間にトイレで起きやすいとも言われてましたので、その対策としては身体を温める事も重要みたいですね。方法として特に入浴方法で若干温めのお湯に長めに浸かる事が大事との事ですよ。

 

 

 

 

睡眠の質を向上させる(ストレス・不眠症の対策)

 

ストレスの対策

こちらについては詳しく書いている記事があるので、是非以下の記事を読んでみてくださいね。

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生活習慣の改善

・寝る前にリラックスする環境を作る必要があるので、スマホやPCを寝る前の2時間前から操作を止めましょう!。騒音を避けて寝る前は光が差し込まない様にしてください。

 

・毎朝同じ時間に起きる習慣を身に着けて休日でも2時間以上のズレを作らない様にしてください

 

・寝る前に必ずトイレに行く習慣を付けて、その後に水分を摂取しない様にしてくださいね(これだけでかなり改善出来ます)

 

・部屋の空調を整える事も大事です(温度や湿度の調整は寝る上でとても大事です)

※こちらも睡眠において大事な事になるので是非こちらの記事を読んでみてくださいね。

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上記で効果が無かったら専門医にすぐに相談しましょう!

上記の対策で効果が無かった場合は市販の薬でも効果は望めないし、使用方法を誤って悪化する可能性もあるんですね。

 

ここまでくるとしっかり専門医に相談をして正しい指示を受けて薬物療法も行うようにしましょう。(あまりひどい場合は無理に薬に頼らないという選択をする事でかえって悪化するケースは多いんですよ)

 

 

夜間頻尿として薬剤としては抗利尿ホルモン、利尿剤、SGLT2阻害薬でミニリンメルトやラシックスがあります。

夜間頻尿による睡眠の方ではオレキシン受容体拮抗薬系のものが多いのかなと印象がありますね。

 

オレキシン受容体拮抗薬については以下の2つの記事に詳しく書いてます!

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最後に

 

 

夜間頻尿と睡眠障害について理解を深めていただけたでしょうか。ここで記事の要点をまとめます。

  1. 夜間頻尿と睡眠障害:夜間頻尿は睡眠障害の一因
  2. 夜間頻尿の主な原因:加齢や生活習慣、病気が影響
  3. 生活習慣の見直し:水分管理や規則正しい生活が予防に有効
  4. 専門医の相談:睡眠時無呼吸症候群の診断も重要

 

 

夜間頻尿と睡眠障害に悩む方は、適切な対策を講じることで質の高い睡眠を取り戻し、日常生活をより快適に過ごすことができます。医師の指導のもと、自分に合った対策を見つけてください。

-睡眠障害の様々な原因と改善法