「夜うなされる原因と大人」というキーワードでブログを書こうと思っています。夜中にうなされることが続くと、日常生活にも大きな影響を考慮して、多くの人がその原因と解決策を探していますこのブログ記事では、あなたの悩みを解決するための具体的な情報を提供します。
その前に大人の方が夜うなされている人がどれくらいの確率でいるのか分かりますか?なのでその確率をまず出してみましょう
これを見ると10人に1人以上は夜うなされている大人がいるという事になるので、私も調べてみて意外に多いなって思いましたね。(厚生労働省参照)




本記事の内容
1,夜うなされる原因で大人の場合の問題(症状編)
2,夜うなされる原因で大人の場合の問題(原因編)
3,夜うなされる原因で大人の場合の問題(放置リスク編)
この記事の信頼性
この記事は、睡眠健康指導士上級の資格を持ち、睡眠外来で25年以上の経験を積んできた睡眠コンサルタントが執筆しています。専門的な知識と経験に基づいた情報を提供しますので、安心してご覧いただけます。
この記事を読み終えた後には、夜中にうなされる原因を理解し、効果的な改善策を実践することで、快適な睡眠を手に入れられるようになります。 、質の高い睡眠を目指してください。
夜うなされる原因で大人の場合の問題(症状編)
この状態では、夢の中で怖い出来事が起きたり、現実のストレスが夢に影響を与えたりします。ような例として悪夢、うなり声・カタスレニア、そして夜驚症(睡眠時驚愕症)について詳しく説明します。


悪夢とは?
今現在悪夢という存在がどれくらいの確率で出てくるのかって知ってますか?まずは大人が悪夢で悩まされる確率を出してみましょう!
この画像は国立精神・神経医療研究センターの資料で出してまして、こうやって見ると少なく見えるかもしれませんが、アメリカ睡眠医学会(AASM)のガイドラインでは成人の約50~85%が年に1回以上は悪夢を経験していると報告されているので、実際には悪夢を見ている人は凄く多いのです!
で悪夢の影響としては突然目が覚めたり、心拍数が上がったり、汗をかいたりすることが起こります。
悪夢の原因は様々で日常生活のストレスやトラウマ、恐怖体験、さらには不規則な生活習慣が関係していますね。
私が担当していた患者様達を考えるとストレスも多いのと、過去に受けた恐怖やトラウマが改善せずに引きずっている方が多いです。
後は不規則な生活習慣に関しては昼夜逆転しやすい仕事や生活している方が多かった印象が残っていますよ。
うなり声・カタスレニアとは?
カタスレニアは、睡眠中に低い泣き声やうなり声を出す症状です。ストレスや疲労が関与していると考えられています。
しかしカタスレニアの患者様はあまり臨床的にである機会はそんなになかったんですよね、、、。
その理由が発症率の低さで、実際にどれくらいの確率で発症するのかを出してみましょう!
とまあ、1000人に2人から4人位しかいないので、そうそうお目にかかれないのです(アメリカ国立衛生研究所参照)
それで勉強会で共有された知識から言わせていただくと、ストレスや疲労と書いてはいますが要は脳がリラックス出来てない状態になる位精神的な負荷が日常に多い事から起こりやすいと思ってください。
まあこれだけでは少ないと言ってもピンとこないので、うなり声とカタスレニアと睡眠時無呼吸症候群を比較して出してみましょう!
簡単にまとめると普通のいびきより少ないのが睡眠時無呼吸症候群⇒一般的なうなり声⇒そしてカタスレニアですね!
うなり声とカタスレニアの違いが分からないって方の為に、カタスレニアのうなり声は低く長いタイプの持続性の症状です。(普通のうなり声は短く断続的です)
夜驚症(睡眠時驚愕症)とは?
夜驚症は睡眠中に突然覚醒して大声で叫んだり動いたりする症状で、特に深い眠りの段階で発生し本人は覚えていないことが多くて、原因としてはストレスや過労や睡眠不足が挙げられますね。
また、遺伝的な要素も関与しているとされています。
ただ、ここでぶっちゃけて言いますと、あなたのそれは夜驚症に似てはいるけど実は夜驚症ではないかもしれません!その理由を出してみましょう!
実際には単体の夜驚症だけ起こるのは基本的に確率は少ないです(本来は10歳未満の子供が発症するものなので)
うなされる状態とは、睡眠中に恐怖や不安を感じることを感じます。 これには悪夢、カタスレニア、夜驚症といった特定の症状が含まれます。原因となることが多いため、適切な対策を講じることが重要です。
夜うなされる原因で大人の場合の問題(症状編)


ストレス過多の状態
ストレスが多い状態が続くと、夜にうなされることが増えます。
実際にストレスが強いとどれくらいの確率で夜うなされるのかを確率で出しますと、、
画像の数字を見ると結構高いものだと思われます!(国立精神・神経医療研究センターの資料)
理由と根拠: 国立精神・神経医療研究センターの調査によれば、日常生活で感じるストレスが多いと、睡眠の質が低下し、夜中に目が覚めたり悪夢を見る頻度が多いと確認されていますが、ぶっちゃけて言うと世界中の人間のほとんどがそうじゃないですかね。
実例:例:ある受験生の方は国家試験の期日が迫ってきて不安感からの精神的ストレスが過多となり、それで夜うなされてしまい睡眠の質を落として不眠に陥ってしまった例があります。
ざっくりまとめると期日が迫っているストレスだったり、追い込まれる状況を苦痛に感じている場合では十分起こりえます。
結論(まとめ): ストレス過多の状態は、夜中にうなされる原因の一つです。正しくなストレス管理とリラクゼーション法を取り入れることで、睡眠の質を向上させることができます。
そのなかでもストレス管理は大事です!何が原因でストレスになっているのか?そのストレスに対して更にストレスになる事をしていないのか?こういった細かい所を把握することも必要です。
寝酒の習慣
寝酒の習慣は、夜中にうなされる原因となることが十分にあります。(これは週にどの頻度で行ってるかで確率は変わりますが)
なので毎日寝酒している人でどれくらい夜うなされてしまうのかを確率で出してみましょう!
とまあ寝酒を毎日やってしまうとこれくらいの高い確率で起こってしまうんですね。(勿論寝酒の習慣が少ない人は確率が下がります!)
では寝酒と夜うなされる事について詳しく話していきましょう!
理由と根拠: アルコールは一時的に睡眠を増やす効果がありますが、睡眠の後半に質を低下させるため夜中に目が覚めることが増えます。
これは日本睡眠学会の研究結果に基づいていて、これはアルコールを飲むことによって体温が上がるけど、酔いが覚めると極端に下がる変動によって脳の血流が低下してしまい、それが脳の正常な機能を低下させている事が原因ですね。
実例: 今回は40代後半の会社員の患者様の例ですが、この方はよくスナックに行って深酒をしてタクシーでないと家に帰れない位飲まれてたんですね。
そこで更に寝る前にもビールを飲まれた方でして最初は良く眠れていたんですが、ある程度慣れてしまうと逆に夜中に頻繁に目が覚め、悪夢にうなされるようになりました。
私が行ったアドバイスとしては最初は寝酒を控えることで、夜中に目が覚める頻度が減少しましたし、スナックでの飲酒量をコントロールする事で睡眠の質が向上しました。
結論(まとめ): 寝酒の習慣は夜中にうなされる原因になるのでアルコールを控えることで、睡眠の質を向上させることができます。
実際にお酒を飲んでいる方の受診者は多かったので、その経験からお話させていただきました。
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自律神経の乱れ
自律神経の乱れは、夜中に起こる原因の一つです。
自律神経の乱れに関わる夜うなされる確率についてまとめていますので、まずはこちらを見てみましょう!
理由と根拠:自律神経の乱れが睡眠障害を考えていることは、国立精神・神経医療研究センターの研究で確認されています。ストレスや不規則な生活習慣が自律神経を乱し、これが夢やうなされる原因となります。もっと詳しく言うと自律神経は脳の視床下部と言われる部分が支配している所ですが、要は呼吸や血圧と内臓に関わる生命維持に欠かせない機能を制御している役目があり、脳にストレスが与えられると視床下部にも当然影響が出るので、当然生命維持に関わる機能に異常が出ているという事になります。
実例: これは実際に患者様の中でも多く、その患者様の例を出すと会社員で仕事のストレスと不規則な生活習慣で脳が休まらずに脳に負担をかけ続け、自律神経が乱れて夜中にうなされることが多くなったのですが、仕事のストレスよりも生活習慣の中でも改善できる部分をアドバイスして実施して頂いたら問題は減少したと報告を受けました。(結構これで大半は改善できます)
結論(まとめ): 自律神経の乱れは、夜中にうなされる原因になります。 規則正しい生活習慣とストレス管理で、自律神経を整えることが重要です。
精神疾患
精神疾患の患者様がよく多く、夜中にうなされる原因としては精神的ストレスや不安やトラウマの要素が脳を過敏にさせ続け、脳がリラックス出来ない状態で負荷をかけ続けてしまって起こる事が多いですね。それこそ先ほど話した自律神経の要素も含みます。
さて実際にどれくらい多いのかを各それぞれの精神疾患に当てはめて確率を出してみましょう!
私の勤務時代の経験ですけど画像の中で多かった患者様としては重度のうつ病の方、そして不安障害が強い方が夜うなされていると聞いていましたね。
では精神疾患と大人が夜うなされる原因について詳しく話していきましょう。
理由と根拠: 精神疾患と睡眠障害の関連性は、多くの研究で示されています。日本精神神経学会のデータによれば、精神疾患や不安障害などの精神疾患がある人は、睡眠中に悪夢でうなされることが多いとされていて、それ以上になると結構不眠症になっていた方が多かったです。
基本的に脳に対しての負荷という事です。
実例: 私の担当してた患者様は、うつ病の診断を医師の先生から受けて夜中に頻繁にうなされていたのですが、正直私の上司にあたる要するに医師は対処療法しかしなかったので、アドバイザーとして私が行ったのはうつを焦って治させようとはさせずに、普段やってない事をする様にアドバイスしましたね。
それが車を使って買い物に行っていたのを散歩で行ってもらったり、自転車で少し遠出してもらったりという事をルーティン化させたら睡眠の質は上がったと喜ばれましたよ。
結論(まとめ):精神疾患は結構夜中にうなされる原因となりますし。本当の意味で適切な治療を受けることで症状を軽減し、睡眠の質を向上させることが可能であるんですが、これも根本治療をしっかりしてくれる病院があればの話なんですね。根本的なざっくりとした対策としては生活習慣の見直しから始める事をおすすめします。(本当にこれだけでも変わります)
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他の病気を発症する恐れ
夜にうなされることが続くと、他の病気を発症するリスクが考えられます。 特に精神的な健康に影響を与え、長期的には身体の健康にも悪影響を及ぼす可能性がありますね。極端な話で来院された患者様のほとんどが悪影響を及ぼした状態で来られた方が多かったです。
何故多いのか?って事で夜うなされる状態を放置する事で、他の病気が発生する確率を出してみましょう!
こうやって画像を見ると放置する期間が長ければ他の病気を発症するリスクが高くなるというのが分かるので、実際に3か月以上の経過によって発生した方が多かったのかなって私は思ってますね。
それを踏まえて放置する事で他の病気の発症について詳しく話していきましょう!
理由と根拠: 国立精神・神経医療研究センターのデータによれば、夜間の悪夢やうなされる状態が続いて放置すると、不眠症やうつ病などの精神疾患を発症するリスクが高まることが確認されています。 、慢性的な睡眠不足が心臓病や糖尿病などの身体的な病気を考えられる可能性があることも報告されていますが、これは実際本当の話なんですね。なんで睡眠で心臓や糖尿が?ってなるでしょうけど、この答えは自律神経にあります。ざっくり言うとこの自律神経が狂うと内臓の機能も正常化出来なくなるのが理由だったりします。
実例: 私の患者様を例にするんですが対人トラブルによるストレスで夜中に悪夢にうなされることが続いた結果、日中の疲労感が強くなり、最終的にはうつ病と診断されましたんです。私の働いている心療内科の医師は対処療法として薬で対応してましたが、度々診察しても改善してる事は無かったので、患者様からカウンセリングの依頼があり、そこで2つ提案したことで職場を変える事、仕事に関しての考え方を教えました。実施して頂いたて今は別の違う業種で働いてますが睡眠はしっかり取れて毎日が充実してると報告をうけました(この報告は本当にうれしかったです)
結論(まとめ): 結論夜にうなされることが続くと、他の病気を発症するリスクが出てきますが、その原因となるストレスの本丸をどうするか?どう出来るか?が一番大事なところになりますね。
さらにストレスが溜まる
夜にうなされることが続くと余計ストレスが高まりやすくなります。悪循環を生んで睡眠の質がさらに低下する原因となってイライラしたりとストレスは増える事になる方は多いですよ。
そしてそれはどれだけの期間夜うなされた状態を放置したかでリスクが高くなるので、まずはその放置した期間毎のストレス悪化リスクを見ていきましょう!
こうやって画像を見る限り期間が長くなればなるほどリスクが上がり、3か月以上になればもう大半の確率で悪化しているのが分かりますね。
それを踏まえながら詳しく話していきましょう!
理由と根拠: 日本睡眠学会の研究では夜中にうなされる事が多いと、睡眠の質が低下し、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加することが確認されています。悪い状態を更に悪化させ、悪循環に陥ることが多いとされていますが、脳にかかる負担が余計多くなるので当然処理出来る量をパンクさせてしまってるので、それが更なるストレスの原因になるんですよね。
実例:例:患者様の30代の女性の例ですが、職場のストレスが原因で夜中にうなされることが多く(このパターン本当に多いです)、日中のイライラ中の感覚が強くまってたとカウンセリングで伺いまして、対策としては仕事のストレスを処理出来るか?になってくるので、話している彼女の性格を考慮して一人で打ち込める様なものとして水泳(学生の頃やっていたとの事)をお勧めしました。行ってる間は仕事の事は忘れるし、運動の程よい身体の疲労感は達成感にもなり充実感にもなるので、やっている内に睡眠の質が上がったと報告がありました。(水泳は実は不眠に対して素晴らしい効果があるんですが、それは別の話で)
以上のように、夜にうなされる事が続くと、他の病気を発症するリスクが懸念され、日中のパフォーマンスが低下し、さらにストレスが増大しやすくなることがわかりました。なので適切な正しい対策が必要になるんですね。
まとめ



